ほんとうのたからもの
なんでこんなところからうちにリンクがかかってるんですか。 神沢です。
本日はちょっと私事で恐縮ですが、
ここしばらくでけっこうな数の頂き物がありまして、
やはり自分でも書き留めておきたいと思うのでそんな話の日のことです。
【ワイン】
拙宅は人の集まる機会を催すことが多いので、
自然手土産などをいただくことがあるのですが、
昨年同様今回もまたいただきました。帰郷組のNさんから。ワイン二本。
左上隅の青い箱二つ。
実はお礼を忘れていて……ごめんなさい。
以前にも『ふぐひれ酒』『老酒』などの高級酒ををいただいていて、本当にありがとうございます。ご本人もいるみんなの席で開けようといまだに大切にとっておいてあります。
忙しいのは知ってるけれど、もうちょっと顔見せて欲しい。婚約おめでとう。
……本人がこの場のURLを知らないというオチがあるのですけれども。
【ヴォジョレ・ヌーヴォー】
自分のこの場で最多打席を持つPANZERさんから。
写真はご本人のmixiからお借りしました。
「神沢さんのお母様が赤ワインを嗜まれると聞いたので……」
ごめんなさい。
我が母はおしゃれゆえのワイン党ではないのです。
みの○んたがお○いっきりテレビで赤ワインポリフェノールどうのこうのがクリーンヒットだったんです。
とはいえ大喜びしてました。ありがとうございます。
「もう、PANZERちゃんはうちの子です!」
いえ、それは本人が困ると思います……。
【戦利品?】
PANZERさんから冬コミ土産……かなあと。
自分コミケは企業ブースに行ったことがない……以前に、一般参加したことがほとんどない(ゲスト原稿寄稿兼サークル参加は店番がほとんどでした)ので、詳しいことはよくわからないのですが、いただきました。
マグカップ。『とらドラ!』ですね。COSPAの品。
それとアッシュトレイ。
『ブラック・ラグーン』の品なのですが、これがなかなか。
作中での酒場、『イエロー・フラッグ』のアッシュトレイなんですよ。
プロデュース元は『ブーゲンビリア貿易』
わかる方にしかわからないネタなのですが、これはにやりとしちゃいます。
……当然のごとくもったいなくて使うことはできないのですが。
ちなみにこの場では初めて申し上げますが、自分、喫煙者です。
ただ、自分の喫煙スタイルって一般的な方とはちょっと違うのでルールとかマナーとかはちょっと語れないかなあと。
普段は喫わないしそれ以前に持ち歩かないです。
お酒をいただいたときだけ、居酒屋か自室限定で喫煙します。
ちょっと珍しい種類の愛煙家なんだろうなあとは自分でも思います。
セブンスターです。重いですよ。
【ハンドクリーム】
気持ちをいただくにあたって優劣などつける心積もりもなく、
自分にとってはすべてがとてもうれしいものであることにはかわりがないのですが、
これだけはやられてしまいました。
「神沢さん。手、荒れてるね」
仲間うちとのご飯会での席。
外回りの生業な自分、生来の不精がたたってか、
自身の手の甲はひび割れあかぎれで血がにじんでる始末だったのですその時。
これからみんなで食事だというのに、
こんなものを見せてごめんなさい……。
「うちが使ってるのでいいのがあるから、今度持ってくるよ」
ああもうホントにごめんなさいというか、
自身の不摂生は他人にも迷惑がかかるものです。
気をつけなければ。
別の日とある日もう一つのご飯会。
我が仔ニッサン・エクストレイルで迎えに上がったその先で。
ぽん、と手渡されて。
「よかったら、使ってみて」
その時一気に全部思い出して、
泣きたい気持ちは言葉にならないとはまさにこのことなのだなあとしきりに。
うれしいです。
うれしいですよ。
だってこれ、新品です。
だってこれ、買ってきてくれたってことじゃないですか。
自分がいないその時に、
自分のことを思い出してくれて、
自分のために用意立ててくれたってことじゃないですか。
神沢の手が荒れてたなんて、
食堂は入店して着席して、
メニューを手にとって悩んで選んで注文して、
サーブされて来るまでのほんの少しの時間の話題だったんですよ?
それを憶えててくれていたことがうれしいんです。
「ななひゃくきゅうじゅうはちえん」
訊いたら教えてくれたけど、金額。
いや金額が問題なのではなくて、
自分がいないところで自分のことを思ってもらえたことが、
ものすごくうれしいんです。
・
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いただきもの。
それはそれでそこにあるのはただのモノにしか過ぎないのかも知れませんが、
大切なのはそこに込められた気持ちなのではないかと。
ここまで書いてきて、
やっぱり思うのです。
自分の大切な仲間に大切にされてる自分は幸せ者なんですね。
それは見たり触ったりできるものではないのだと思います。
きっと感じることしかできないから、
だれしもが欲しがって大切にしたいんじゃないのかなあと。
気付けば、
両手いっぱいにもらってました。
ありがとう。
そう感じるのです。
うん。