おうちでとうじ

つかれたなあと思ったらきちんとやすむ。たいせつなことですよ? 神沢です。


そんな、お家で湯治の日々のこと。




翌日休日、当日仕事上がりは拙宅自室、
そんな晩にお越しいただいたお客人はPANZERさんです。
宇都宮の地から泊まりがけでお越しになりました。



人の集まる機会をよくいただく拙宅なので、
そういった機会のあるときには、
その都度なにかしらのイベントを考え、
打たせていただいているのですが、



……うーん、
ここ数日の自分は気力体力共に低空飛行気味。早い話が疲れ気味。
居酒屋だカラオケだという娯楽イベントを設けても、
その場に必須の「遊び力」が心許なかったのです。


……なら、
今回はお休みしましょう。


『お休み』、休息をテーマにしたイベントとさせていただくことに。




疲れている時に一番効果があるものってなんだろう?
『想い人の笑顔』っていうのは、それは相手がいれば成り立つものなので今回はむつかしいです。
オタクな要素としては二次元や二・五次元の『嫁』ということになりますが、拙宅にお越しに来る方達は普段から愛妻家であられるので、それもまたむつかしい話です。


基本に戻ろう、戻りましょう。
かくして自分の出した結論。


・ゆったりお風呂
・しっかりご飯
・ぐっすり睡眠


このあたりなのではないでしょうかと。



まずはお風呂……と、運びたかったのですが、
合流したそねっとさんが風邪気味でざんねんさん。
ご飯からにすることに。



【しっかりご飯】
最近地元は身内仲間うちで通い詰めているお店、博多屋台へと。
博多屋台−ラーメンデータベース
群馬県館林市では数少ない(自分が知る限りこのお店を含めて二店舗)とんこつ替え玉系なお店です。
とんこつハリガネお替わりだだだだだ!



【ゆったりお風呂】
疲労した身体に食後の入浴って大丈夫なのでしょうか。
しかしながらもう食べてしまったので気にしないことにしてお風呂へ、天然温泉 太田 安眠の湯へと。
今回はこのお風呂をメインイベントとして据えさせていただきました。
いわゆるスーパー銭湯なのですが、独り暮らしな男性だったりしますと湯船に浸かる機会というのはそうざらにあるものではなく、まあ普段内風呂に入っている方でも銭湯の大きな浴槽とはそれ自体が娯楽の空間でもあったりするものです。
スーパー銭湯−Wikipedia


しかしながら……ひさしぶりの露天風呂です。
今日の夜空は曇天で星は望めなかったけれど、湯船に浸かって感じるは冬の冷気と登る湯気。
「たまにはこういうのもいいものですねえ」
大きな湯船で四肢を伸ばして、ゆったりと……。


そして普段シャワー浴な自分には久しぶりな体感。
おおおおお、
出てくる出てくる、でてきますよー!
汗!
シャワー浴ですと良くて体を温める程度。そして垢を落とすのが関の山ですから、ここまでの新陳代謝促進は望めません。
吹き出てきます、
吹き出てきますよー!


口の中に入った雫……しょっぱい! 汗です! 発汗してます!
我が身の内に滞留した良くないもの、それは心にも体にも、この場でどんどん吹き出していきます。


うおおおおお、エネルギー、巡ってるー!


……実際にはこの人、露天風呂でじっと肩まで浸かって静かにしてるだけです。


あと個人的にすごく嬉しかった設備、ジェットバス。
浴槽の壁から勢いよく吹き出てるアレですが、
ガテンな貨物系職業運転手にはとても嬉しいです。
全身マッサージなんですよね。
いつも走ってるから腿やすね。
座席に座りっぱなしですからお尻。
ほぐれるほぐれる。血行よくなる。
感想を述べてみますと、
「にょほほほほほ」(さすがに口には出せませんでした)
とにもかくにもお風呂効果、絶大。


いやー、気持ちよかったです。
自室への客人を連れてきたはずが自分が一番楽しんでいたというオチ。




【ぐっすり睡眠】
食事も入浴も終えまして、さて帰ってきましたマイホーム。


おなかもいっぱい、
からだもかろやか。


夜もいい頃合いとなりまして、
本日あとにはなにをする予定もありません。
翌日なにをする予定もありません。


そして目の前にはお布団が。


ここでもし自分達が女子の人ならおしゃべりタイムレッツスタートとなるのですが、
そこは誇る我らの男子イズム。
刮目して見よ! これが我らの脳細胞!
単細胞生物−Wikipedia



えへへへへ。……おふとん!
……すかー。
おやすみなさい……。





………つづかない。


けど、
その後のこととか。


とにかく何にもしないことにしてのんびりしてました。
翌日はお昼くらいまでごろごろしていて、
近場のうどん屋さんでお昼を済ませて、模型店に書店に電気屋に、男の子なウインドウショッピング。
お客人の希望もあってジェラートを食べたりもして、買い物もしつつ、帰宅したらまたごろごろと。



なんにもしない一日。



夜には羽生 湯ったり苑
雪になりそうな霧雨の中を露天風呂。



ゆったり、
たっぷり、
のーんびり。




……。


帰ったら客人はまた忙しくなるのでしょう。
帰したら自分もまた忙しくなります。








平成当世、誰も彼も生き忙しいこの世の中です。


張り切って遊ぶことも楽しさのひとつですが、
たまにはのんびりと時を過ごすこともまた醍醐味のひとつなのではないかなと、
自分はそう思うのです。


うん。