蒐集の日のこと。
お勤め中に梅の開花を見かけ遠からぬ春を感じた如月の日のこと。神沢です。
本棚を見ればその人の『人となり』がわかる、なんていう話もありますが、
自分のコミックス蔵書だとそうもいかない場合もあります。
自室のコミックスは蔵書量を限っているものですから、
アレも読みたい、
コレも読みたい、
だからミンナ欲しい……とは思うものの、そうはいかないのです。
限られた数その中で最善の組み合わせをする。
……あくまで自分流です。
ここしばらくの調達からいくらかをご案内。
すこしとんがったのを選んでいます。
作品名、著者名、出版社の順で。
一発目から暗いですね。
シナリオとしてはかなりダークな部類です。
救いが無いように見えてあるような……いや、やっぱり無いのかも……。
撮った写真を見て今思い出したのですが、童話の『人魚姫』皆さんの中で結末はどうなってます？
新任体育教師の職員室事情。四コママンガ。
いわゆる『ジャケ買い』（ジャケット買い：ＣＤなどで）なのですが、
学園モノで教員側オンリーという視点が楽しいです。
ＨＯＴＥＬ Ｂｏｉｃｈｉ 講談社モーニングＫＣ
アフタヌーンの四季賞あたりの品では？ と思いました、読後の感想、二番目に。
作風がデビュー当時の遠藤浩輝や木尾士目を彷彿とさせます。
一番目は……マカオ先生。
三十路過ぎて涙腺がぶわあっと。
……歳取ったってことですか？
奥瀬サキというだけで自分にはガチ。
「この人の作品……面白いと俺は思うんだけれど……理解してくれっていうのもちょっとむつかしいよなあ……ヴレッジヴァンガードあたりに並んでくれたらいいのかあとは思うんだけれど」
そんな作品です。ものすごく極北。
カップル（夫婦）の短編が六つ。
それぞれに、それぞれに。
いろいろあります。
気付けば日常は大事件ばかりです。
ＤＯＧ ＬＡＷ 上條淳士 小学館ビッグスピリッツコミックススペシャル
読めてよかった。
上條淳士大好きなんですよ。
本当に大好きなんです。
そのうち別の機会に。
長門有希ちゃんの消失 ぷよ 角川コミックス・エース
メジャー路線は外すはずだったのに。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
（誰に謝ってます？）
この長門には……勝てないです。
（勝ち負けの問題ですか？）
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「女中さん、いいです！」
「え？」
自室の客人から、ごろごろして読書していたあとに。
あ、
これですか……。
ヤイさんいいですよねー……、
って、言いたいのですが、
これ、『ダンナさん』がものすごくいいひとだから惹き立つんですよね。
自分が一番好きな『ダンナさん』のシーンはヤイさんのお見合いを決心したシーンです。すごくきれいな笑顔。
自分の損得勘定を抜きにして他人の幸せを願えるって、すごく大切なことなんじゃないかと思います。
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そんなこんなで、
自室の蔵書はちょっとずれたモノが多いです。
うん。
