アスパラガスの苗を買った引きこもりの日のこと。
↑↑↑今年からはじめました、家庭菜園。育てる品のひとつにアスパラガスを決めていまして苗を捜していた(種からは初心者にはむつかしい)のですが、なかなかいい苗に巡り会えず、本日ようやく。 神沢です。
夕食の席は小山のビュッフェレストラン、PANZERさんと。
こちらは館林、あちらは宇都宮、中間な場所です、小山。
「神沢さん、なんとなくわかるんでけど、この三連休どう過ごされてました?」
「三千院ナギみたいにすごしてました」
……。
そんなわけで今更ですが、本日はひさびさ本領発揮はえろげー話。
本日はかなり「どろり濃厚」でいきますのでよろしくお願いします。
バルドスカイです。
ようやく本腰入れてはじめました。
……今更なうえ、さらに今更な“Dive 1”(写真右)の方なのですが。
(“Dive 2”(写真左)が発売されたのは昨年11月末です)
感想としてはですね、
とにかく、いい。
いいのです。
なんで今までずっと書棚に入れっぱなしにしておいたのですか自分、と。
ひさびさ本気でプレイしたゲームです。
ふだん自分がえろげーやる時って、
ネットや雑誌である程度事前情報を頭に入れて、
その上でネットで攻略手順を参考にしながら効率よく進めていくのですが、
今回は一切事前情報無しでのプレイ。
このバルドだけは別です。
なんと申しますか、
自分にとってはもう、『バルドシリーズ最新作』というだけで大変に興奮ものだったのです。じっくり味わいたいですねえこれは、というところの気分でして。
このバルドだけは別です。
とにもかくにもこの『バルドシリーズ』
たしかにえろげーなんですけれども、
たしかにえろ度は濃厚なんですけれども、
それ以前に
ものすごく熱いんです。
内容は基本としてアドベンチャーゲームで、
物語を読み進めながら随所にゲームパッドを用いたアクションな戦闘パートが挟み込まれるというスタイル。
物語(シナリオ)が熱い。戦闘(バトル)も熱い。
マウスをクリックしながら重厚に積み上げられたテキストを読み進め、
いざ戦闘となれば
「おっしゃあ! 来た来た!」
と、移る手はマウスからゲームパッド。
二次元は縦横スクロールのアクションで、
初代ファミコンからある従来型の操作感なのですが、
これがはまってしまいまして。
物語の進め方や戦闘の結果によって武器や装備を手に入れられたり、
または手に入れるためのポイントがたまっていきます。
装備した武器も使っていくと経験値が上がってレベルアップ、さらに強力になったり、次の装備を調達するための条件になっていたり。
自分基本的にパラメーターを上げていくゲームってあまり好きではないのですが、
このバルドだけは別です。
さんざんこの場で話題にしている『アイドルマスター』ですら、
周囲からプレイを勧めていただいているのに「パラメータ上げたり育成するゲームってめんどくさいのでヤです」と断っているのにかかわらず、
このバルドだけは別です。
いままでプレイはずっと保留していたのです。
前シリーズの『バルドフォース・エグゼ』でどっぷり浸かってしまった記憶があったので。これはそう易々と口にできる禁断の果実じゃないなと。なのでずっと書棚の中に格納状態でした。
今回連休でもありましたので、
「まあ時間もあるからちょっとやってみようかなー」
と……。
いえ違います。
晩酌派の自分、休肝日にして取り組みました。
はじめたのは昨日就寝前時刻。
…………。
気がついたら夜が明けてまして。
つかの間の仮眠後は急いで家事は独り暮らし。
そしてお昼から再開。
ものすごく典型的に「まっすぐ」な一日でした。
……PANZERさんから夕食のお誘いがなければおそらく本日のこの場も危ぶまれました。
具体的な感想はと申しますと、
ファーストプレイで10時間から12時間くらいです。
このあたりはテキストを読むスピードの個人差とか、
キャラの声を聞く聞かないとかで変わると思います。
自分の場合は
文字送りはノーウエイト、テキストを読み終えたら音声が途中でもクリックします。
それとえろシーンは基本飛ばします。
えろげーにおいてえろは重要なんですけれども、自分はえろそのものよりその前後でキャラ同士や周囲の状況がどう変化したかに興味があるので。
声優さんの喘ぎ声とか体液まみれのキャラ絵にはあんまり興味はないです。
……まったくないわけではないです。
ファーストプレイ(以降『1』周目)は共通ルートの読み込みを兼ねた『エレン NOMALルート』
2周目は2時間ほどでしょうか。『エレン GOODルート』
2週目以降は物語の謎解きとキャラ別の恋物語の鑑賞。
……まあ、えろげーやってる方だとだいたいそうじゃないのかなあと思うのですが。
そして、
このバルドだけは別です。
このゲーム、自分の機体が成長していくんですが、
各ルートを終えて次のルート、つまりシナリオが振り出しに戻っても、
機体の成長は次のルートに引き継がれます。
つまり、
ルートを重ねれば重ねるほど、
仮に同一ルートを何度やっても、
やりこめばやり込むほど機体は強くなっていきます。
実はこのあたり初めての人には取っつきづらいところなのですが、
このシステムが理解ると、
1周目:無我夢中で戦ってなんとか機体の扱いになれる。
2周目:自分なりの戦い方が組み立てられるようになる。
3周目:得意技を合わせてコンボが出せるようになる。
4周目:不得意分野の技にチャレンジしていく。
………。
……。
なにしろえろげーですからキャラの分だけルートがあります。(しかも一人につき複数あります)
それぞれシナリオ(謎解きや恋物語)を読み進めながらも、
戦闘と機体育成を楽しめるこの二重のお得感。
これははまります。
……ただ、ちょっと慣れるまでつらいんですよね。
最初から最後まで通しでやらないと引き継ぎができないので。
(ご存知ない方に説明すると、大多数のえろげー、手っ取り早い攻略はフラグ分岐点でセーブ&ロードを繰り返します。最初からやり直さなくていい。この点バルドはそれができない。手間がかかります)
(↑機体の成長を望まなければそれでもOKなのですが、そのぶん中途半端な『トルネコ』や『シレン』みたいなことになります)
まだ解けきらない謎も気になります。
他の女の子達との物語も気になります。
今だ装備していない武器も気になります。
飛び道具主体で戦闘してたので格闘戦も気になります。
そこからの空中戦も気になります。
それより何より一番気になるのが、
この謎の全てが解き明かされる“Dive2”(左・いまだ未開封)は
機体データもシナリオデータも“Dive1”(右)を引き継ぐことです。
今回ネットで公開されているネタバレや公式の事前情報にもまったく触れないでやってます。もー気になって気になって。もー!
うん。
【追記・えろげーとは18禁という意味でもあり】
萌えーなあのコと嬉し恥ずかしキャッキャウフフなHがてんこもり……、
な、えろげーはアニメ化されてるような一握りの作品だけでして、
ひどいシーンも入ってます。バルド。
あくまで分別のついた大人の娯楽として提供されている嗜好品です、
えろげーもとい18禁PCゲーム。
初めてこの世界に入る方はそのあたり心得ておいてください。
……ええと、
「『えろげー』って、どんなの? やってみたい!」とよく言われるので。
自分のサイトのコンテンツを紹介するにも、あれはちょっと存在として半ば伝説的な極北なので……むつかしいところです。
【追記2・とりあえず現状は自分の戦闘方法。わかる方だけになってしまいますが……】
2周目が終わった段階で
・ダブルサブマシンガン(レベル3 マスター)レベルは3までです
・スプレッドボム(レベル3 マスター)
・手榴弾(レベル2 およそ50%)
順にコンボで40ヒット弱くらいです。
現状ラスボスのジルベルトはダブルサブマシンガン(ランクは下から2番目の装備。威力は低いけれど遠くまで届く)の画面外すれすれな遠距離射撃という地味な技で葬ってます。ちまちま。
次の周から前半戦は雑魚相手に格闘戦の習得メインで。
『バルドねこフォース』にあった誘導ミサイルが手榴弾の位置にあるとうれしいのだけれど……進めていれば調達できるんでしょうか。
初回限定版に同梱されてる追加武装があんまり強そうじゃないという私見。
うん。