家庭菜園な日々 〜その名はキワーノ〜

21:25


はい、そんなわけで昨日からのつづきというか、お待たせしました。
家庭菜園の日のことです。神沢です。



昨日この話題をしなかったのは尺が長くなりそう、かつ、おなか一杯で眠かったからなのですが、では具体的にどのくらい手間が掛かるのかなと今回時間計測をかねてやってみます。



ただいま自分の画面はですね、


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こんな感じになってます。


画面左のウインドウは自分の写真置き場。
http://f.hatena.ne.jp/unworthy/
デジタルカメラで撮った写真は縮小加工してココにアップしてます。
そこからの引用ですね。


右側は本文作成のためのメモ帳。


右下でアクティブになっている窓は道具置き場ですね。
自分がこの場でよく使うHTMLタグを納めてあります。


本日の作成環境としては、
・写真は既に全部アップロード済み。
・概ねの記述内容は頭の中で仮組みしてある。
・テーブルにはいつもの晩酌、金麦。
・おつまみは半額見切りのお刺身盛り合わせ(¥580→¥290)です。
目安としての時間計測なので急いでは書きません。
これだけの内容をこのくらい時間を掛けて書いたよと言う個人的な記録として。


では、
いきます。


21:34


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自分の休日にしては朝も早くから、という時刻です。9時ちょっと前。
お好きな方にとっての呼び方は「0853(マルハチゴウサン)」というところでしょうか。


自分の家庭菜園も植え付けを経てからは朝が少し早くなりました。
今までは休日前夜ともなると深夜はノイタミナ枠を通り超えて空が白みはじめるまでえろげーに興じていたりしていたモノですから、持つものが変われば暮らしぶりも変わるというものなのでしょうか。


菜園というか庭いじりというか、土いじりかな、うん。
朝の早いうちに行うと気分がいいです。
なんにせよさわやかです。


実際根拠もあることでして、陽が高くなれば菜園に当たる陽の量も増えます。
すると生育時間ですから、その前に水やりをしてあげたい。水やりは作業の最後に行いますから、つまり作業は朝の早めに、ということで。
その分、自分の夜は早くなります。早寝早起き。
早起きは三文の得とも言いますが、菜園の実りがうまくいけば三文という今ではどのくらいかわからない貨幣価値よりはもっとわかりやすく収穫が望めもするもので。



今日の狙い。


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これでした。


拙宅庭先はツツジです。
ツツジって赤やピンクの花弁色が知られていますが、白もあるのですよ?
なかなかに見物なのですが、満開もその盛りを迎えたこの時期になると……あの、ツツジさんの足下なんですが……ええ、はなびらはらはら。
散ったばかりは見目麗しいのですが、数日経つとちょっと悲しい庭先事情。
片付けのための道具、竹箒(たけぼうき)を調達することに。


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市内は近場のホームセンター、ビバホーム。
群馬県館林市内ですと売り場面積が一番大きいでしょうか。


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竹箒さん。
安い。200円もしないです。
まあ材質のほとんどが育成の早い竹ですし、竹の幹に竹の枝を針金で結わえただけの品ですから実際安いのは頷ける話です。
……あと、それほど長く持ちません。使っていると枝の部分が痩せていきます。実はわりと消耗品。竹箒。


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竹箒を調達する予定が、いつの間にか別の品々も。
ショッピングカートの下には芝です。
前回玄関先の芝を打ち直したのですが、敷き込みした芝のうち、枯れてしまっていたものがあったので。補充。


それと菜園の家族に追加は空心菜(くうしんさい) 3株。
土とプランターと共に。
空心菜は中華の炒め物に用いられ、何度か収穫できるそうです。
ニンニクと一緒に塩味で炒めて、「青菜の炒め物」なんて。
……好物です。じゅるり。よだれを呑み込みつつ。
手とカメラが写り込んでいるのはご愛敬ということで。


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人間、「もっと、もっとだ」と求めるのは飽くなき要求として煩悩の根元そのひとつに捉えられるのですが、まあいいじゃんココまで来たら鉢植えの一つや二つくらい、という心境で近場のホームセンターもう一件、カンセキ


……育てる作物の数から言うと「ついで」の鉢植えの方がはるかに多くなっていることはあまり気にしないことに。


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「キワーノ(トゲメロン)」苗 248円。


え?


なんでしょう、コレ?


初めて見ました。


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気が付けば苗とコンテナと土と車に積み込む自分。
やれやれですね。
キワーノについては後述。




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帰宅後はまず裏庭、菜園の確認。


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順調に育つペピーノさん。
脇芽がちょこちょこ出てきたので摘みます。
慣れて来るとめんどくさい作業らしいのですが、まだ自分には新鮮なので充分楽しいです。


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傾きがちだったので支柱を入れてみることに。


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ペピーノさんの手入れはひとまずコレにて終了。
給水。おおきくなれよー。


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菜園。
敷きワラの上に並ぶのはミニトマト、かぼちゃ、スイカ、ピーマン。
裏庭なのでそれほど日当たりは良くないという欠点はあるものの、
夏場はそれなりに陽光にも恵まれる場所なのでなんとか元気に育って欲しいものです。


つぎに、裏庭の菜園から表の庭、鉢植え達へと。


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本日着任、キワーノと空心菜です。


土は今回既製品を使いました。
土壌づくりからはじめると最低二週間かかる作業なので今回それはちょっと間に合いません。


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コンテナに土を入れ、苗を植え付けます。
しかし既製の土というものはいろいろな品が入っているらしく、さまざまな色のつぶつぶが。ひとつひとつコレはなんなんだろうと感慨深いです。



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作業の最後はやはりお水です。


持った土を落ち着かせる意味もあり、お引っ越しした苗に「ココが君の新しいお家だよー」と知らせる意味もあり。我が家へようこそ。こども達。


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だいぶ増えました。拙宅の鉢植え家庭菜園なこども達。


ですがここで自分自身に厳重注意です。


家庭菜園とは設計(プランニング)をしっかり立てることが重要。


自分の場合はおおむね三章仕立てで考えました。


「植え付け」
「生育」
「収穫」


今現在は第一章の「植え付け」が終わったに過ぎません。
これからは「生育」のステージです。


「買ってきた」「植え付けた」「喜んだ」で、満足してはいけません。
これも命ですから。
きちんと育ててあげることが重要。


今回、自分の家庭菜園のスーパーバイザーである身内仲間うちはそねっとさん(実家が本業)から鉢植えの生育には特に気をつけるようにアドバイスをいただいています。


重要なのは二項目。
・温度管理
・湿度管理


この二つは鉢植えに関して非常に重要なのだとか。


まず温度管理。
「日照の強い日には、つまり暑い日には日陰に入れる」
湿度管理にも繋がるのですが、あまり暑いと作物が夏バテします。
いま拙宅のこども達では鉢植えのししとうがそうなのですが、
暑さにやられて夏バテ気味です。
植物だから日当たりのいいところに置いておけば元気になるという考えは持たないこと、というようなご助言。逆に熱にやられます。このことはそねっとさんにも、そねっとさん父にも言われました。熱でやられちゃうこともあるんだよ、と。


そして湿度管理。
結論から言うと、
「朝に水やりすること」
「これからの時期には昼にも水やりすること」
水分補給は人体のみならず、植物だって重要なことなのだと。
特に鉢植えは土の容積が限られているので日照ですぐに水分が飛びます。
地植えと比べ、はるかに乾燥しやすい環境。
注意が必要です。



自分の場合、というか拙宅はもともと母が花好きで細かく面倒を見ているので自分がお勤め中の昼間は水やりの面倒を見てもらうことに。


というか、自分が作業中も背後で花の世話をしていました。


太陽も一番高く昇る頃合いともなり、「お昼は?」と。


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ちょっと待ってください、札だけ書いちゃいます。
そして、


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母を乗せ行く道を我が仔、ニッサン・エクストレイルでトコトコ走り、


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茨城は古河市にあるおそば屋さん、昇平さんです。
今日は暖かい日なので、冷たいお蕎麦をいただきましょう。


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ざるそば750円、大盛り+200円。


栃木は佐野の町おこしがラーメンというなら、
茨城は古河の町おこしはそばといっても差し支えはないのでは。


そのなかでも昇平さんのそばは格別なのです。
その日の分だけ粉を挽き、麺を打ち、茹でるお店。


とにもかくにも香りがいいのです。
つゆに全部つけちゃうだなんてそんなもったいない。
箸で手繰った下半分だけをつゆにつけ、
そしてぞるっとすすりあげます。


蕎麦はね、上品にお行儀よくいただかなくていいと思います。
ずるずるぞろぞろ音が立ってもいいから、歯ごたえと喉ごし、そして香りを楽しむものだと思います。


特に昇平さんのそばは香りがいい。


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食後の楽しみもう一つ、そば湯です。
こちらのお店を知るまでそば湯って本当にオマケみたいなものだと思っていたのですが、昇平さんのそば湯は本当においしいのです。
(そんなにそば湯飲みたければそば粉お湯で溶けばいいんじゃん?)
(そういうこというなって!)


拙宅からは小一時間ある距離なのですが、
その手間を考えても食べに来ていいくらいの蕎麦なのです。


……身内仲間うちは大盛りネタ系を好むので連れてきたりはしないのですが。
量を楽しむのではなく、味を楽しむ場所です、昇平さん。




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帰り道は農協直売所で見かけた一コマ。
これで俄然やる気になりました。自分の家庭菜園。


まだ苗ではあるのですが自分も育てています、紅小玉。
ひとつ680円?
趣味をお金に直すのもさもしいこととは思いますが、
これを自分で作れたら。
しかも今自分やってます。
……やる気が出てきます。


少々小市民な自分です。はい。


その後は実家付き専属運転手としてお買い物ツアーに同行した後、
夕方にはまたのんびり握るハンドルです。


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気付けば曇天模様は栃木県足利市ケーヨーデイツー。またもやホームセンター。


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売れ残りさん発見。そして新発見。
キワーノってこう伸びるのですか……。
やはりつる性ですね。
ゴーヤー同様のグリーンカーテンにもなると聞き及んでいたので、
これは今のうち準備しておかないと。


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バジルが10株399円と安値だったので調達。
トマトのコンパニオンプランツ(一緒に育てると有益な植物)です。
館林市内ではひと株148円なのです。これの倍くらいの大きさではありますが。


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帰宅して。
もう夕方ですが、植えちゃいましょう。


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拙宅裏庭菜園の、ミニトマトの間に植えていきます。
こんな感じでいいのかな、



本日当日、そねっとさんとの夕食会食はその数時間前。
とりあえず本日の家庭菜園はこれにて終了です。





最近のこども達



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サニーレタス。
喰われてます。虫より先に、人に。
繁った葉が玉になったら外側から収穫。
半分くらい残しておくとその後また玉のように伸びてきます。


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しその実。
天ぷらにしたり、お刺身のつまにしたりするといいそうで。


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ししとう
花が落ちて実がなりはじめたばかり。
ものすごくちっちゃいです。
というか、このししとうさんは夏バテの仔なので先行きがちょっと心配。


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いちご。
気付けばこんなに。
今年は収穫を待った方がいいとは聞いているので、
様子見半分、期待半分。



実ってきた仔もあれば、
これから育っていく仔もあるので


なかなかに目が離せない自分の家庭菜園の日々なのです。



うん。




そして、


あれ。



キワーノ



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見切り発車で育てはじめてみたはものの、
いったい何なんでしょうこれ。


「ライムとバナナの味がゼリー状になっててさわやかです」とはキャッチコピーにあるのですが。



この日お夕飯の席を一緒にしたそねっとさんとその後自室でネット検索しつつあれやこれや談義したのですが、


・どうやらゴーヤーみたいに「緑のカーテン」を作れるらしい。
・大きさは大人の握り拳大ってあるけど、さっき検索で出てきた写真もっと小さかったよ。
・つまりは、よくわからない


結論は得られずじまいでした。


どうなの? これ


どうなるの? これ



そんな思いを胸に抱きつつ、
拙宅に来たキワーノは順調に育って欲しいと思いつつ。


そのうち時期が来たら道の駅や農協の直売所に一斉に並びそうな気がしてなりません。



そんなこんなを思いつつ。


うん。










00:03


二時間半か……。



うん。