ジェバンニに挑戦。動画紹介の日のこと。
焼きおにぎりおいしいですよね、今日のお夕飯でした。神沢です。
先ほどまでニコニコ生放送などを観ておりまして、
それも終わりましたのでさあそろそろ本日はお休みに、
と、寝る前就寝前は最後にツイッターをクリックしたら、
……TLって言うんですか?
作者の方のつぶやきを見かけまして、
クリックするところの、
この数字踏んでおいてそのまま知らないフリして寝るっていうのも、
それはちょっと無いんじゃない? という、脳内決議は全会一致となりましたのでお話しさせていただきます。
動画紹介の日のこと。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11087412
はい、6話始まりました。
ありがとうございます。
毎回楽しみにさせていただいています。
ちょっとご説明。
前回5話が終わったときに、次回からの6話については
「しばらく様子見させていただこうと思います」
という発言をさせていただいたのですが、それについて。
はい、本日はご紹介のみです。
紹介そのものはさせてください。
自分が好きなものは好きだと言いたいなあと。それだけなのですが。
神沢としての解釈や感想はまだできないです。
1話からイキナリっていうのは、ちょっと自分にはむつかしい。
むつかしいと思うところもあり、やりたくないという考えがあります。
やりたくない理由は簡単なもので、
たとえるならば自分が信用できないグルメリポーターに思えちゃうんですよ。
目の前に料理が出てきて「うわあ、おいしそう!」
そして最初のたった一口、それを口に入れた瞬間に味の感想を長々述べるあれ。
「お前ェ嘘ついてねェか? たった最初の一口で何がわかるってンだ?」
「ってぇか、本当にうまかったらそのまま二口目三口目っていくモンなんじゃねェか?」
……まあ、
グルメリポーターの方も素人さんじゃないんですから、いろいろな料理を食べてきているのだろうし、そういった経験の積み重ねによって、最初の一口という限られた情報からさまざまな表現を引き出せるのかも知れません。
ですが自分は素人ですので。
第1話の段階であれやこれやと述べられるほどの多彩な経験は積んでおりませんし、表現力もありません。
「うわあ! 6話はキャラクター達が物語の中でキラキラと輝いていて……これは、これはニコマスの宝石箱やぁー!」
こんな発言したらもうね、即アレですよ。
ブラックラグーンで言うところの、
姉御の目の前は双子の片割れみたいなことにされますよ。
過剰な賛美は時に対象を陳腐なものに代わり映えさせてしまうおそれがあります。
(世で言う『信者』が内外から嫌われるのは一つにこういうコトを平気でやるからなのですが)
「テケトーに褒め言葉並べときゃファンも作者も喜ぶんじゃねぇの?」みたいな考えにはなれませんぜったいに。
好きであればこそ、きちんとその作品に取り組みたいと思います。
本気の全力投球には本気で打ち返すのが礼儀と考えています。
……ただ、飛んでくる球が魔球だったり、こちらのスイングも多少アクロバティック気味な自覚はあります。
焼きおにぎり。
まあ、いつものように何かにたとえてということになっちゃうんですが、
食べてみなければわからないですよ。
味噌味なのか醤油味なのか。
固いのか柔らかいのか。
熱いのか冷たいのか。
たしかに最初の一口目である程度のことは言えます。
熱いです、表面かりかりです。薄味のお醤油が香ばしいですね。
そこでだらだら講釈を垂れることは簡単なのでしょうが、
たった最初一口だけのインプレッションで
「というわけで、焼きおにぎりでした」
そう締めた後
……二口目で具が出てきたらどうする?
えええええ?
いやそういう意外性の可能性は否定できない。
おにぎりの種に地鶏の炭火焼きを使っているから表面は薄味だったんですよ? なんて。番組はコーナーの終わった後で。
……まあ、意地の悪いたとえになっちゃいましたが、
自分文章屋として、何でもかんでも見てすぐにべらべらしゃべり出すのもどうかなとは思ってます。そんな程度のこと。
紹介する分にはね、中身についてあれこれしゃべるのもネタ晴れになってしまい、いまから視聴される方の興味が半減してしまうところもあるので両刃の剣ではありますよね。
紹介すると言うことについて。
実はものすごくむつかしいものを感じています。
続き物って、どうしても性格上そうなっていくものかなとは思うのですが、読者の新規獲得がむつかしいんじゃないかなあと。
いままでのファンの方はいままで通り読まれるんだと思います。
自分の記述も読み返してみると実際従来からのファンの方向けになってまして、このシリーズ、いままでの数が多いがゆえに、初めての方にはとっつきづらいんですよね。
うーん、
続き物の小説があったとして、
「この回はいい!いやほんとに! 読む価値あるって!」
そういったところで
「えーそれ続き物じゃん、何冊目ェ?」
(10冊目です)
10冊目がいいから9冊読めというのも本末転倒なお話でして。
するとやっぱりあるべきご紹介としては、
「この小説、おもしろいですよ」
こういったあたりに落ち着いてくるのかなあと。
つまり、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7159836
ここですよね。
単体としても楽しめますし、
いままで続いてきたシリーズは冒頭かつ根幹な部分としてのご案内にもなります。
そんなわけで本日は、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11087412
『朝起きたら男の子になっていた。』シリーズの最新作、6−1のご紹介なんですが、もし今回このシリーズを初めて知った方はぜひ、このシリーズの第1話に当たるお話として、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7159836
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7165939
この二つの動画、
時間の程は二つ合わせてアニメ1話分くらいです。
ぜひとも観ていただいて、そのなかで何か感じるものがあったのなら、
不肖・神沢正道、ご紹介申し上げた文章屋として冥利に尽きるのです。
そんな、限りなくジェバンニに近い何かな日のこと。
うん。
【追記】
今回ですが、6−1の紹介文を書かせていただくとき、
話の内容には一切触れず第1話(という表現でいいんでしょうか)のご案内をさせていただこうと決めていたのです。
今回作者の方の投稿コメントに「一番最初の」とリンクがされていたので
図らずも不思議なご縁のような気がします。気のせいですね。うん。
【追記2】
限りなくジェバンニに近い何かは今回だけで勘弁してください。
ジェバンニが一晩でやってくれましたとは−ニコニコ大百科
うん。