おもしろければそれでよし!

Axlの新作がまた護衛モノということで。原画家さんとシナリオさんが好みな方なので、なかなかよさそうだなあー、などと。神沢です。


今日はひさびさ読書など……していたのですが、
起床が遅かったり、清掃センターへゴミ搬入に行ったり、カレーうどんに誘惑されたり、そのまま本棚探しに出たりなどで。消化は半分程度ですね。そんなこんなで。





http://www.nicovideo.jp/watch/sm13457369


寝てる間にメッセンジャーでURLが送られてきまして。
うーん。
どうしたら?


まあ、送ってきた身内仲間うち的には、
「英語ネタといえば神沢だんべ。ブログで訳とかやってるし」
ということかなあ、と。


解説? 解説かあ……。


では、
おいでー、フランドール。
20100206002610


はい。
そんなわけで本日は英語話ですよー。
ざっとです。
今日は下調べしてないので丸飲みに信用しないでください。


コメにもあるんですけれど、感じた分には確かにクイーンズイングリッシュですね。いわゆるイギリス英語。日本の英語教育はイギリス英語なので耳に馴染みやすいかと。
字幕も読みやすいです。


イギリス英語について。
ちょっと自分もうろ覚えなところがありますが、いわゆる正真正銘本場の英語です。
正しい発音と、正しい記述。
なんだか『もってまわった』言い方なのですが、コレには理由があって。
英語は世界中で使われてるモノですから、いわゆる『訛り』が世界中にあります。
日本語だって関西弁や東北弁がありますよね。それと同じです。
有名な英語の訛りとしては、表現はたとえになりますが、
アメリカ弁』『オーストラリア弁』『シンガポール弁』など。
そして皆さんおなじみの
『日本弁』もあります。


日本弁は“Engrish”と表記されることがあります。
正しくは“English”ですが、日本人はLとRの発音の使い分けが苦手なので、
そこから、
「日本人が話したり書いたりする、言いたいことは分かるんだけれど微妙にずれた英語」
を“Engrish”と表現するわけですね。スラングの一種なのでおおっぴらに使わないように。
英語が母国語“mother tongue”ではない人間が英語使ったら不自然さは出て当たり前です。
出ない方がおかしいくらいです。


個人的な意見としましては『日本弁』は恥じる必要性はないと考えています。
言語って、結局は誰かに自分の意志を伝えるためのモノ、コミュニケーションツールなので、
要は「伝えたいことが伝わればいい」んです。


ですが、
日本語でも東北弁と関西弁の二人が会話したら、
ちょっとコミュニケーションに難が出ちゃいそうですよね。
なので、
「基準の英語、訛りのない標準語としての英語」
それがどこになるのか。
それがクイーンズイングリッシュ、イギリス英語です。


クイーンズイングリッシュという基準の英語がそこにあって、
そして派生系であるさまざまな英語が存在します。
……と、考えるとわかりやすいのでは。
ですが
イギリスで生まれ育ったらイギリス英語ですし、
アメリカで生まれ育ったらアメリカ英語、
シンガポールで生まれ育ったら、オーストラリアで生まれ育ったら……。
言語に正解って無いんですよ。
いや、
正解が無いというか、全部が正解なんです。生まれ育った言葉ですからね。
ただ、
一応の基準として、
便宜的な存在としての基準、
その捉え方として、
イギリス英語があるというのは事実です。
実際問題、生活する上で気にする必要性はさほどないんですけどね。



もどりましてー……動画の方へ。


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うん、
まっすぐ、気持ちいいくらいに直訳ですね。
自分が英文を和訳する時は欲を出して、内容に支障が出ない程度に表現を少し変えてしまうのですが(神沢誤訳と名乗っているのはこのため)ものすごくストレートに訳してあります。
必要スキルとしましては……ちょっと字幕読みますね。
ついでです。
書き写しちゃいます。


The clouds are flowing
and gathering in the sky,
The trees speak with the
wavering of the wind
Every single day is the same when I wake up
Where I go and search for
your trace and empty shell
Pain...
Although I can't see you
nor can I hear your voice
I can still remember your warmth
of your hug until now
Every time I clime up this hill path
I fell like you will be right next to me...
I want you to be here
with me by my side,I wan
to feel you
Behind the footsteps
of the ever closing winter
I sense the speed
and quicikness of the time
even though I know
very well you will not come
to the place that I waited for you
Why?
I am still waiting
So why couldn't I
meet with you?
I want you to tell me it's not true
then smile and kiss me gently
You went on a trip
to another place
You went alone and
let me far behind
You are a liar,
someone that promised to stay,
With me
to stay by my side
If God does really exists,
please bring him back to me
"I'll search and look for you
even in my next life,
when we are reborn"
This in my one and only true wish...
I wanna see you...
Every time I climb
up this hill path
I feel like
you will be right next to me...
I want you to be here
with me by my side,
I want
to fell you.
You went on a trip
to another place
You went alone and
left me far behind
You are a liar
someone that promised to stay
with me
to stay by my side


※表示ごとに記述。改行は表示ごと。



はい。
書き写してわかりました。
下手英語とコメした方、
20100806160116
ちょっとおじさんとお話ししようか。



いやー、
書き写している最中にしみじみ感じましたけれど、
原詩からの翻し方が実にきれいですね。
文法がきれい。読みやすい。わかりやすい。
そのうえ旋律に倒置法や関係代名詞を乗せています。
書いたのは……日本の方かな?
アイマス好きな中学生さん(少数派かも知れませんが)が英語やるのにもってこいですね! ほんとに! まさに生きてる英語です!


日本の英語教育って中高で通算6年もやらせるくせに一向に使えない人材に仕立て上げちゃうのは、ひとつに『身に沁みて楽しめる機会がない』からだと思うんですよね。テストのために外国語を勉強させている気がします。
いや文科省が教育においては論理的思考能力を育成するって点では語学はもってこいだと思いますよ? 言語はすごくロジカルですし。
……ちょっと愚痴でした。すいません。
……しかしなんで使える英語を教えないんだ……。



んなわけで!
かたっくるしい話はさておいて!


英語なんて使えなくても死なないんですよ。もうぶっちゃけ。





http://www.nicovideo.jp/watch/sm13457369


まずはですね、
見て聞いて感じて、


「いいなあ……」


って思えたら、
それが正解なんです。


そう思ってるし、信じてます。
ただそれだけのこと。
そんな日のこと。


うん。