たべもの地域事情 (時限日記)


小説を読んでいたら「羊羹と南京豆を……」というくだりがあり、
南京豆を検索してみたら(このあたりいかにもネット世代です)
落花生のことなんですね。


ところで『味噌ピー』って地域限定な食べ物なのでしょうか。
どうやらこの品の発祥は千葉県の様子なのですが、
群馬県のチビッコだった自分、
小中学校の給食に出てきた覚えがあります。
5センチ四方くらいの平たい袋詰めでね。


いまでも地元のスーパーに行けば佃煮などがあるコーナーに置いてあるのですが、あれって他の地域にはないのでしょうか。


逆に、
話に聞いたことはあるけど現物を見たことがないのが野沢菜で巻いたおにぎり。
信州(長野方面)のおにぎりには海苔の代わりに野沢菜の葉を巻いたモノがあるとか。
や、さすがに信州のおにぎりは全部が全部野沢菜で巻いてあるとは思っていませんが。


野沢菜巻きのおにぎりってご当地ではどのくらいの頻度なのでしょうね。
・「聞いたことはある、食べたことはない」
・「ウチはおばあちゃんが作る」
・「スーパーで売ってる」
・「コンビニに置いてあるよ」
・「え? 関東って海苔しか巻かないの?」
その、どのあたりなのだろうかと。


自分の地元では身近だったモノが、
一歩その『地元』を離れると縁遠いモノになって、
まったく与り知らぬモノがご当地の身近な味になるモノですから、
これまた興味深い話です。



……自分は20代前半は主に千葉にいたので
『菜の花のからし和え』がその時期の好物だったり。



うん。