聞いた話なのですが。神沢です。




「簡単にこの世の経済の仕組みをざっくりと話そう」


「まずそこには2人の人がいたとする。AさんとBさんだ」


「その2人の世界には富が一万円ある。一万円札一枚だ」


「Aさんがその一万円を持っていて、Bさんは持っていない」


「その世界は富と言えばAさんの一万円札だけだ」


「BさんはAさんの一万円札が欲しい」


「Bさんは一万円相当の商品を作り、Aさんに売る」


「Aさんは商品を手に入れ、Bさんは一万円を手に入れる」


「するとどうなるか?」


「2人の間にあった富はそれまでの一万円札一枚から」


「『一万円の商品』と『一万円札一枚』 二万円分の富に変わる」


「ここでAさん、Bさんに渡した一万円が欲しくなった」


「Aさんは一万円相当の商品を作り、Bさんに売る」


「2人の世界に今あるものは?」


「『一万円札』が一枚、『一万円相当の商品』が二つ そこには三万円分の富がある」


「働けばそれだけ世の中に富が増えていく」


「細かいことを言い出せばいろいろ出てくるが、経済の仕組みは原則としてこうだ」


「あなたが働いてお金を稼げば」


「あなたと、あなたの周りにいる人と、そして世の中の全体に富が生まれる」


「力ある限り働いてお金を稼ぎなさい」




うん。