すきこそものの


本日はお勤め先の競技会に参加しておりまして、前橋に。神沢です。


帰路に立ち寄った道具屋さん。
ほんとに、ほんっとに、
たまたま帰り道だから寄ってみようかなと、
気が向いて立ち寄った程度だったのです。




みつけました。
みつけてしまいました。




「すいませーん」
「はい」
「これを」
「あ、はーい」
「これって……7ミリですよね」
「7ミリですね」
「じゃあそれもお願いします」
「はい、ありがとうございます」



ということで、



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調達しちゃいましたー!
MGCのGM2です!


MGC ガバメント - Wikipedia


詳しく説明しようとすると、かつての『こち亀』みたいに長くなるので割愛しますが、
(詳しくはWikipediaをご参照ください)
掘り出し物です。


箱無しではありますが、
説明書とカート5発付き、弾倉もあり。
使い込まれてはいますが乱暴に扱ったような傷もなく、程度としては美品です。
存在自体が既に希少品プレミアですのに、
ななせんはっぴゃくえんですってよ、奥さん!




いやー、
MGCのモデルガン。
好事家が唾を飲むような名器は数あれど、
自動拳銃オートマチックともなれば、やはり代表はGMシリーズでございましょう……とは自分の勝手な意見ですが。
自分はモデルガンにおいてはプラ派発火派、
その上で好みは古いモデルとなると、GM2なのですよ。
しかもビンゴに末期型。
まさか出逢えるとは思っていませんでした。



うれしいなあ。
うれしいですよ。



細かいことを気にせずに発火を楽しめるモデルガンが欲しいなあ……と、
かねてから思っておりまして。



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別件で短機関銃とのご縁もあったのですが、


やはり自分の銃好きはこの45口径に戻って来てしまうのです。


MGCのモデルガンは他社製品とはちょっと違う信念がある品でして。
『撃って遊べる楽しさ』があるのです。
比較しますと、
『実物同様の精密模型としてのたのしさ』を追い求めるメーカーさんが多い中で、
MGCのモデルガンは、
『撃つことをたのしむ』
引き金を引いて発火して銃構造のギミックを楽しむ要素が強いんですね。


作動することが最優先なので、内部構造カニズムは実物と違います。
正直申し上げて、
自分も中高くらいの時にはちょっと疑問視してました。
『モデルガン』なのに『モデル』になってないじゃないか、と。
実物と構造が違うじゃないかと。



しかしながらしかしながら。
遊び要素って大切ですよ。
時を経て歳を取って気付いたことですけれども。



モデルガンを『精密模型』として楽しむ方もあれば、
モデルガンを『撃って楽しい娯楽道具』として楽しむ方もいるわけで。



楽しみ方なんて人それぞれ。
そのうちどれが正しいのかなんてそこにはないのです。
モデルガンに限らずですね。


人の数だけ想いはあります。
想いの数だけ、そこには可能性と、そこから広がる翼があると思います。


だと思うので、



好きなことなら、
貫いてみるといいと思うのです。



まわりを観ずに突き進むと、
その結果、かえって周囲が容易に見渡せたりもするものですから。




うん。