写真の撮り方 (時限日記)
銃の写真を撮るのってむつかしいんですよね。神沢です。
自分のこの場の写真って、文章の説明程度になればいいと思っているのでそれほど突っ込んでやろうとは思っていないのですが。
でもやはり好きなモノならかっこよく撮りたいよね!
というコトで。
こうやってます、みたいな、つぶやき。
自分のメインとサブ。M1911(コルト・ガバメント)とM36(チーフ・スペシャル)
1911の方はガスガンなので弾倉(マガジン)がウソついてます。モデルガンの品。二本使って下に差し込んで、本体傾斜させて、映えるようにと。
あ、
過去記事から引っぱってきてる写真がほとんどなので銃そのものの説明は控えめにします。
テカりがライバル。
夜の自室撮影は照明を反射してしまうのでどうしてもこのあたりは難しいのです。
電球が反射して見えてるとちょっと悲しいので。
この品は由緒ある古いモデルガン(個別に製造番号が打ってあります!)なので、
取説を下地に敷いて。カートと火薬も配置して。
実はこのGM2、STD(スタンダード)モデルなので、発火してもブローバックしません。ちとかなしい。
SMG(サブマシンガン)で撃ちまくりました! という雰囲気を感じ取ってもらえればなーと。
実際には火薬は抜いたあとです。
昼間、陽光で撮った品ですね。
昼間に撮ると本体の陰影がくっきりと出るのでわかりやすいのです。
陽光は便利ですが、
それがあまり強くても……。
全体像を強く照らし過ぎて、陰影が強すぎて、
コレでは逆に夜の照明下と同じです。
消音器に陽光は似合わないなあ……。
見やすいかなあと。陽光下にて。
ガスガンのマガジンを説明しようと撮った一葉。
フルサイズと割り箸ですね。
同じく陽光下。
この場では『ブラウニング拳銃』と自分が称しているFN M1910です。
ちっこい!
日本軍の将校さん達にとても人気がありました。
戦闘したり処刑したり介錯したり自決したり。
将校の持つ拳銃は兵や下士官が持つ拳銃とは別の意味合いがありました。
当時航空母艦に勤務する武器係の方が航空機搭乗員の拳銃割り当てにたいへん苦労したそうで。
一番人気がこの銃。スマートでかっこよかったから。
航空機搭乗員の拳銃使用の用途って……自決のためでしたからね。
大きさ比較写真。全体を構図に納めます。
旧軍国産拳銃がいかに武骨でスマートさに欠けるかがわかります。
当然拳銃嚢(ホルスター)も大きくなりますしね。狭い機内では……。
全体撮ると構図がキまらない感が自分にはあります。
トカレフさん。
逆に全体を構図に納めない。
でもトカレフさんだとわかればいいや、な、一葉。
(写真の数え方は一枚二枚ではなく一葉二葉です)
写真の寸法が二種類にばらけてるのですが、
これはもともと640×480という、『VGAサイズ』(4:3)で撮影しているモノを、50%もしくは33%に縮尺しているためです。
撮影失敗物件。
Cz75いい仔なのにねー。
下に無駄な空きと、ライティングの強すぎ。
銀幕『JSA』で、北の方達が使ってましたね。
フェティッシュ万歳。全部は撮らない。
お店の商品を無断で撮ったのですが、このお店で調達するので赦してけれろ、とは当時思ってました。
……結局、調達しませんでしたが。
でも物心付いた頃からいろいろお世話になっているお店です。
赦してください。
全体像を撮ってもあまりおもしろくはない。
「えへへー、ボクこれだけコレクションしてるんだー、すごいでしょーすごいでしょー」
お金を出して手に入る品なんて、所詮それだけのねうちなのです。
財産と言うべきなのでしょうか、それは有形無形のモノがあって、
自分が大切にしたいのは有形のモノより無形のモノ。
飽きたのでこのあたりでシメにします。
撮る時は集中しているのですが、
撮る時には文章を連ねることを考えています。
コレを撮るからには、
文章を、
ああやって、
こうやって、
いろいろ
いろいろ
ああだ
こうだ
逡巡速度は我が身主観で音速領域。
しかしながら
しかしながら
こんな自分と一緒にいてくれる仲間がいて、
そこではじめて撮れる写真ってあるんですよ。
いちばんたいせつなのはきっとそういうこと。
それをみうしなわないようにしたいのです。
うん。