平成当世拙宅書籍収納事情

どうにもこうにも。神沢です。



20120321224632
コミックス専用収納ケース。
一つ2500円くらいです。


蔵書に合わせて書棚を調達していくと
書棚の調達に際限がなくなっていくことに気付きました。
なのでもう、書棚での管理は取りやめることに。


コレでずいぶんと楽にはなったのですが、
あらためて思い起こす問題がありまして。


蔵書って、
増えることはあっても、
減ることはそうそうないのです。



自室の書棚は既に満員御礼。
このケースももう三つ目に突入。
いかに手を変え品を変えたとしても、
この、根本的な問題からは逃れられない様子です。
もう3ケース目に入ってますし……。



自炊……ですか?
ええと、
なんと申しますやら。


印刷した紙を綴じて束にする、それが本。
自分は本を手に持って、
自分の手でページをめくりたいのです。
それはコミックスであっても小説であっても学術書であっても等しく同じです。
その感触が好きなのですよ。


西UKOさんの作品に表現されていたことでもあるのですが、例えとして。


「ああ、あの作品の登場人物、OOが言ったあのセリフが出てくるシーンは」
「背表紙が黒の単行本で、O巻で」
「その本の後半に入ったあたりの」
「見開きシーンの少し後だから」
と、
本を実際に手にとっているときのあの感触。
それが好きなのです。
身に覚えのある方もいるのでは。



自炊はデータ化してパソコンのブラウザ上でマウスをクリックしていくというのも、
それはそれで便利なことなのかも知れません。
ですが、
自分は、
「本を手にとって」
「ページをめくって」
たのしみたいのです。



それはひょっとしたら、
ものすごくぜいたくなことなのかも知れないよなあ、
そうも思うのです。



うん。