シズル感

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ペプシが好きです。神沢です。

どのくらい好きかというと、まあ見てご覧の通り箱買いするくらいに。ディスカウンターなので輸入品、シンガポール製ですね。サントリーの品と違ってにぎやかな装いなのがちょっと楽しいです。自室は仲間達が集まったりもするのである程度の飲み物を用意しておくのですが、基本的にお茶のペットボトルがほとんどです。

かつてはマイナーな炭酸缶飲料を種類多く取りそろえたりもしたのですが、笑いを取るだけで一向に消費されないという事実に行き着き……このあたりで落ち着きました。氷をがらがらと入れたビアジョッキに注いで飲むのが好きです。ジョッキの表面にうっすらと結露してそれが玉になっていく様子などは見ていて清涼感が溢れますよね。

そういった様子って、シズル感と呼ばれるのですが、こんな感じです。(途中からちょっとやりすぎてる感がありますが……)

文章表現の上でもシズル感は重要な演出なのですが、なにも涼しさの演出のためだけに使う必要もないのです。
「今日はみんなで食事会、師走も半ばの金曜日。ぽつりぽつりとまた一人、いつもの仲間が集まって。冷える冷えると上着を脱いで、こたつに加わり安堵の吐息。忙しいねとこぼしあいつつ、進むグラスに回る酌。外は木枯らしそのなかに、ぽっかり浮かんだこの空間。いつもの仲間といつもの話、時間はゆっくり過ぎていき。土鍋の蓋からことことと、仕上がり知らせる頃合いだ。いざ蓋を開けさあ食べよう、沸き出す湯気に曇る窓」
……この、窓、とか。
夏になるのに冬の表現はちょっとなあと。うん。



おまけ。涼しくしてみました。
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