たなばた

20090707214817
「神沢さん、野菜持っていくかい?」
「えーっ! いいんですかーっ! 俺ホントに遠慮しないですよー!」
「神沢さんのところは野菜とか作ってないの?」
「あ、うち、畑とかないから」
「じゃ……それと……これも」
「わー! ありがとうございます!」
手作りの新鮮夏野菜をどさどさといただいてきました。このような頂き物は遠慮しないことが礼儀です、田舎では。
それぞれのお薦め調理方法を教えていただいて
「神沢さんわからなくても奥さんに言えば分かるから……いるんでしょ?」
「まあ、それがねえ……」
「ふう……あんたねぇ……」
人生の助言もいただいたりしますですよ?



さて、今日は七夕です。
今年はどうかなと思ったのですがやっぱり曇りです、自分が見る七夕の夜空。
毎年曇りなんですよね。まあ、織女と牽牛が年に一度の逢瀬の夜なのだからのぞき見るような無粋は止せとお天道様なりお月様なりの計らいなのでしょうか。粋ですね。

で、ふと思ったのですが、……あ、事前に告知。ここはえろげー系テキストサイトです。


相思相愛の恋人達が、年に一度の、逢瀬。


……しますよね。
まちがいなくいたしますよね? (ここはえろげー系以下略)
だってまた一年会えないわけですから。



で、ふと思いついて。


今年あたり生後二ヶ月なお供がいたりしたらどうなるのかなあと。
織女がその胸に抱いて、「……おとうさん」
一年ぶりの再会の出鼻にそんな風に呼ばれたら……


どうする? 牽牛!
丸一年くすぶり続けていた欲望を所持したまま予期無くこの状況!
キミが取るべきは男か? 夫か? 父か?


……っていうかこのカップルって『たまごクラブ』『ひよこクラブ』とかまったくもって縁のない二人ですよね。


願掛け短冊の世話とかしてるヒマあるんだろうか。
お星様の世界はお星様の世界なりにきっと大変なんだろうなあと思うのです。
うん。