風邪っぴきの日のこと。

いよいよもって体調不良ですー。

体調不良をネタにするってもうその行為自体がお年寄りみたいな気もしないのではないですが、本日の出だしはこんなところから始めたいと思います。


数日目の就寝に蚊取り線香を密室で一晩焚き続ける荒行がもとで痛めた喉だったのですが、弱り目祟り目季節は変わり目、涼しい夜にビール飲んでお腹出して寝てたものですからいよいよ咳までご来場、オン・マイ・ボデー。


ずるずるー、ごほ。
ずる、ごほごほ。
……辛。


臨時に豪華装備をすることに。

20090912203748

ティッシュとのど飴。


ティッシュ
普段鼻をかむなんてそんなにない自分なので、居室にあるティッシュはホームセンターの特売品なのです。するとあれです。鼻をかみ続けると柔らかいはずのティッシュがものすごく鼻に痛くなってくるんですよね。そんなわけで『ローションティッシュー』という高級品を。 『プレミアムにしっとり』 その言葉がものすごく魅力的です。いいなあ、『プレミアムにしっとり』 お鼻に優しいのですよ。


のど飴。
見てそのまま『ヴィックスドロップ』なのですが、自分喉の調子が悪いときには必ずこの品です。なんていうか、今そうだから言えるのですけれども、咳が出るときって、喉の奥になにか発生するじゃないですか。いがいがさんというか、むずむずさんというか、とにかくそのような何らかのクリーチャー。
人により個人差はあると思うのですけれども、自分の場合この飴で晴れます、喉の奥のもやもや。
『ヴィックスドロップ』って、写真のレモンの他にいくらかフレーバーがあるのですが、なぜか自分このレモンでないと駄目です。なんでなんだろう。


そしてすごく思い入れがあります。『ヴィックスドロップ』
自分、二十歳過ぎて気管支喘息に罹患したのですが、発作中にこの品を服用するとその間だけは発作が収まったんですよ。
……あの、
これは 「体験した人にしかわからない」「どんなに口頭で説明しても説明しきれない」のですが、喘息の発作ってものすごく辛いんです。
そんな発作の中、この品を服用しているときだけは、あの発作から逃れることができたのです。
自分にとってあの発作の時、この品はこの上ない救世主であったと同時に、今こうして手に取るとちょっと辛い過去を思い出したりもします。
健康って人間にとってものすごい宝なんだなあとしみじみ。


ちなみにこの品が喘息に対して効能があるかどうかは保証しかねますので、心当たりのある方はご注意願います。あくまで神沢の経験談です。
(喘息の発作は本当に切実な問題なのです)


通院は問診の時にこの品のことを申し出たら「……え?」と、お医者様の不思議そうな表情。箱を渡して見てもらったのですが、多分成分とか確認されてたのだと思うのですが、……ものすごく不思議そうでした。おそらくですが、この飴自体に喘息の発作に対する効能があるわけではなく、この飴を服用した自分に何らかの反応が起こって、それがたまたま発作を押さえるなにかにつながったのだと思います。


……とはいえ、今現在発作で苦しんでいる方がもしこの文章を読まれているのだとしたら、試してみるのも一つの方法だと思います。しかるべきところに事前に相談した上、服用してみてください。


ちなみにその問診の時、お医者様に 「タバコ喫ったら駄目ですか?」 と訊いて、
烈火のごとく叱られました。
うん、
タバコは喫わないほうがいいですよ……。
自分は飲酒したときだけ喫います。
(晩酌派=毎晩)
(昼間は喫わないどころか嫌煙派なので、知り合いからしてみるとちょっと不思議な人になってると思います、自分)