始めるとスピード勝負です。

まいにち、 まいにち。 神沢です。



真剣で私に恋しなさい』コンプ後、そのまま
車輪の国、悠久の少年少女』再開。コンプ。
『悠久』は『車輪の国、向日葵の少女』のファンディスクに当たる品なのです。


この二作品がすごい。『車輪』


うん。
自分、『車輪』は、



http://www.nicovideo.jp/watch/sm47259



http://www.nicovideo.jp/watch/sm750579


これらのMADで知ったのです。
この作者さんの作品、好きなんですよ。集めてます。


それが縁で始めた
車輪の国、向日葵の少女
『車輪の国、悠久の少年少女』
……
……… 
ええ、
はまりました。
本当にどつぼなくらいに。


法月って、中の人が御大なんですよ。あ、言っちゃ駄目か。えと、さとう雅義って方ですよ?


御大の出演されるえろげーでは『マブラヴ』シリーズでその魅力を存分に楽しませていただいたのですが、
車輪の国、向日葵の少女』では圧倒的な計略力と暴力を操り主人公を翻弄する悪の首魁、法月将臣(ほうづき まさおみ)。


それが若き日を舞台とした『車輪の国、悠久の少年少女』では主人公となり、後に主人公を翻弄するように、翻弄されるわけです。アリィ・ルルリアント。法月に。


この将臣がかっこよすぎです。


ネタバレしますが(今から探すにはちょっと難しいゲームソフトなので)
将臣は社会のシステム(この作品ではその全体を『車輪』と例えています)を変革すべく、
『特別高等人』なる人物、その世界の指導者になろうとします。
ですがその途中、
トラブルに会い、
ぎりぎりの瀬戸際に立たされ、


愛する少女の命を守るためだけに、


信念も主義主張も、
一度全部捨てます。




そのトラブルの最中に捨て子な赤子を拾うのですが、
それが後の『車輪の国、向日葵の少女』の主人公です。
はい、
育ての親なんですよね。父親。
(……共に苦労した仲間がもう一人いて、『車輪の国、向日葵の少女』作中ではその人が父親として表現されます)


将臣が愛した少女は主人公の母親となります。
(生みの母親は育児放棄してます)
少女は捨て子な赤子を自分の命と引き替えにしてでも守ろうとした。
将臣はその少女を守るため、自分の命より大切だったであろう信念や主義主張を捨てた。


将臣は少女の命を救うためだけに
自身の信念も主義主張も全て捨てて、
少女を幽閉の道へと送ります。


そして自身が一番嫌っていた『車輪』となります。
この世界の指導者になります。
そして主人公を自分の後継者となるべく育て上げます。


物語の最後で、
将臣は一度捨てた物全てを翻し、幽閉された少女の元へ向かいながら主人公へ電話をかけます。
「母親に会いたくはないか?」
突然の電話に困惑しながらも答える主人公。
会いたいです。
「ならば会わせてやろう」


この物語の結末……、
本来物語の行間は読者のものなのですが、
前述のMADの最後で語られているのでそれを引用します。
作中にも出てきたせりふです。


「指導者が最後に試されることは、
 他の人たちに自分の志を実行する信念と
 意志を残して、死ねたかどうかということである」


深い

深すぎる


いやー、
本当はもっと語りたいのです。
書いて書いて書きまくりたいです。
しかしまあ、
いささかえろげーとしては古い範囲に入る作品なので難しいところですね。
コンプ前と後ではMADを観る眼も違っていて、


「ああー! そうか! だからそこでこのカットなのか!」


と、驚愕するコトしきり。
CLANNADとかリトバスあたりのMADだったならもうちょっと記事にできたのかも知れないなあと思うところもあるのですが……すいません、自分天の邪鬼なので。









で、
今現在、


http://www.nicovideo.jp/watch/sm2932677


MAD繋がりで解きはじめました、
Imitation Lover




……なにこの性臭まみれのボーイミーツガール。
うん。