明日からは師も走ります。

人間というのは不思議な生き物でして、
そしてとっても面白いんだよって思ってます。神沢です。


たとえばここに神沢正道という一人の人間がいたとして、


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(大変申し訳ありませんが神沢の作画能力は非常に残念なものとなっております)


「この人がどんな人なのかは本人ですら把握できていない」
と、自分は考えています。


「氷山の一角」という考え方です。


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(大変申し訳ありませんが神沢の作画能力は非常に残念なものとなっております)
水面に浮かんで見える氷山というのは、実際にはほんの一部分でして、
本体のほとんどは見えない水面下にあります。


これが、人間なんですよね。


「本人が見ている神沢正道」
「家族が見ている神沢正道」
「友人が見ている神沢正道」
「恋人が見ている神沢正道(現在欠番)」


それぞれがそれぞれの立場から水面に浮かんだ神沢正道を見るのですが、
結局そのまなこに写るのは水面に浮かんだ姿の一角度でしかないわけです。


ひょっとしたら本人が水面下になっている部分は家族には見えるのかも知れない。
ひょっとしたら家族が水面下になっている部分は友人には見えるのかも知れない。
ひょっとしたら友人が水面下になっている部分は恋人には見えるのかも知れない。


でも、誰にとっても水面下は見えない。


……とはいえ悲観することでもないです。
誰にだってそうなのですから。


まず、
「人には見えない部分、見ることができない部分があるんです」
と知って欲しいのです。考えて欲しいのです。


これらをふまえた上で本題に入ります。


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『オレ』と『オマエ』がここにいます。
(大変申し訳ありませんが神沢の作画能力は非常に残念な以下略)


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一緒にいると『オレ』と『オマエ』は『オレタチ』なのですが、
そもそもが別個の人間なので完全同一体になることはありえません。
『オレタチ』でいながらもそこには別々に『オレ』と『オマエ』がいるのです。
でもそこにちゃんとありますからね、『オレタチ』
(大変申し訳ありませんが神沢の作画能力は以下略)


人が増えるとどうかな。
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『オレ』と『オマエ』と『アイツ』で。
(大変申し訳ありませんが神沢の以下略)


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こうなるんじゃないかな。
『?』が『オレタチ』です。
(大変申し訳以下略)


ここでの『?』の位置に注意して下さい。


三人の輪が重なっている部分が『オレタチ』です。
『オレ』にとっても『オマエ』にとっても『アイツ』にとっても、
その『?』は小さなものです。小さなものなんです。


『オレ』と『オマエ』が重なっている部分には『アイツ』がいない部分があります。
『オマエ』と『アイツ』が重なっている部分には『オレ』がいない部分があります。
『アイツ』と『オレ』が重なっている部分には『オマエ』がいない部分があります。


三人の輪が重なっている部分が『オレタチ』です。
『オレ』にとっても『オマエ』にとっても『アイツ』にとっても、
その『?』は小さなものです。小さなものなんです。


小さなものだと、
ときたま見失ってしまうことがありますから、
お互い気を付けましょうということで。





【用例】

やよいかわいいよやよい。
もうなんだって好きなもの食べさせてあげ
(↑やよいネタ知ってる前提、そこだろ!)
(↑ってか、アイマスネタがわからない人もいるのにこのネタ展開すること自体だろ!)


とはいえ、
万人受けするネタをやったらこの場の存在意義が瓦解してしまうような気もするのです。


ごめんなさい。
うん。