備えあれば憂いなし。問題は何に対して何を備えるか。
いよいよ寒くなってまいりました、自分の住まう群馬県。
どのくらい寒くなってきたかというと、
お勤め帰りに乗った我が仔、ニッサン・エクストレイル、
「前、見えませんですし」
フロントガラスに下りた夜露が凍結してしまっているのですね。
我が仔の隣にはトヨタ・クラウン。3500ccはロイヤルサルーン、ボスです。
あれ? 自分より先に退勤したはずですが。
「前が凍っちゃって見えないんだよー」
たしかに。
そんなこんなで本日は冬場カーライフにおすすめの一品をご紹介な日のことです。
ばばん。
いや、
これなんですけどこれじゃないというか。中身じゃなくて容れ物の方です。
空のペットボトルに水を入れたもの。
それを車の中に一つ。
おすすめします。
使い方としては前述の状況にて、ですね。
フロントガラスに下りた霜を溶かすために使います。
使い方は
とくとくとく
もしくは
とぷとぷとぷ
……かけます。
凍てついたフロントガラスにかけます。
霜の降りたフロントガラスにかけます。
そうすると……、
『なんということでしょう、
フロントガラス全面に降りていた霜、
視界を遮っていたその存在が匠の手によってみるみる溶けていくではありませんか』
(ナレーションはどこかの住まいリフォーム番組的に。サザエさん声で。劇的に)
うん、
たいしたことではないのですが、『ある』と『ない』とでは結構違うものなのです。
たとえば『ない状況』
・発動機始動
・暖機運転開始
・空調をフロントガラスへ
・温風の送風にて融解
こういった手順を踏んで初めて視界が得られるわけで、発動機始動から温風送風、融解までの時間はおおよそ紫煙の2〜3本は消費することになるわけです。
そして『ある状況』
・取り出します
・とぷとぷとぷ
・ワイパーういーん
これで済みます。
紫煙の箱に手を伸ばすまでの時間も必要ありません。
……喫いながらやってもいいと思いますが。
ウインドウォッシャー液で融解するという荒技もあるのですが、
専用洗剤の入ったウインドウォッシャーを使用するのもコスト的にはあまり勧められないことです。
日常使用に耐えられるほどの容量がタンクにあるとも思えないし、第一、その後のフロントガラスが洗剤の残りであまりきれいではなくなってしまいます。これからの冬の日々、毎日毎日それでは、ねえ? と、思うところです。
効果がてきめんに出てくるのがこれからの時期の自動車通勤派、朝の場面です。
夜露凍結フロントガラス。
朝の出勤時に融解はひと手間です。
視界良界で出車したい気持ちはあっても気持ちうらはら、進む時計の針。
誰にでも朝は忙しいのは同じコト。
そんなときにこの一本。
水入りペットボトル。
フロントガラスの凍結融解にいかがでしょうか。
おすすめです。
うん。
……屋根のある車庫の人とかいいなあ……。
うん。