なんだかうまくいかないなあ。
神沢です。
拙宅は地元、生まれ故郷で一軒家独り暮らしという貴重な環境ということもあってか、家族と同居な実家暮らし組がほとんどな気の置けない仲間達に提供する場所としては『ごはん処』『飲み処』『泊まり処』という、自分にとって気の置けない仲間が本当に気を置かない場所として機能している部分があるのですが、
ああ、
このひと、
うちに招待してご飯とお酒とお布団出してあげたいなあ……。
そう思うこともあるのです。
疲れた、よね?
背負い込んじゃった、よね?
傷つけちゃった、よね?
そして、
傷ついちゃった、よね?
自分がなにをどうしてあげられるわけではないのだけれど、
抱え込んじゃった問題の解決にはならないかも知れないけれど、
いっぺんそこから離れて、
ひと晩の眠れる屋根、
ささやかな食事、
すこしのお酒、
そういうのならすぐに出せる。
女の子だったら「話して話して」って来るんだろうけれど、
男の子だもの、話したくないときもあるよね。
割って晴れる腹なら聞くけど、
そうもいかないときってあるでしょ?
黙ってていい。
なにも話さなくていい。
「なにを自分が」って、上っ面で構えなくていい。
行儀よくしろなんて誰もいわない。
ここにあなたと私しかいない。
私はなにも、いわない。
私は誰にも、いわない。
とりあえずそのしがらみからほんのちょっとだけ離れて、
すこし、やすんだらいいんじゃないかな。
話したくなったら、聞くよ。
大丈夫。
全部うまくいく。
いまちょっと疲れてるだけ。
頭の中身がごちゃまぜになってるだけ。
ちょっと休んでいくといいよ。
いろんなことからちょっとだけ離れて。
だから、
明日にはまた笑おう?
ね?
うん。