白菜の花

ネタバレで入るクイズの日。 神沢です。



さあここでクイズです。
次に出る写真を見ながらお答え下さい。


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これはいったい、なんの花でしょうか?


ハクサイ−Wikipedia


うん、
今の時期田舎ならではの光景ですよね。白菜の花。
自分も意識して見たのは今回が初めてで、記念にぱちりと。
携帯電話のカメラ機能なのでちょっと見づらいです、ごめんなさい。





白菜というとスーパーの青果コーナーなどではつるりと丸くなっている姿ですが




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参考写真。イマドキは旬の葉菜さん達。左から かき菜 水菜 白菜。




収穫時期を過ぎてそのまま放っておくと結球が解け、写真のような状態になります。
広がった葉をじっくり見るとたしかに白菜の葉ですよね。



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自分自身温故知新な心境なのですが、
白菜もやはり植物なので、育っていくにつれ茎が伸びてくるわけです。
菜の花に代表されるようなアブラナ科の植物なので、伸びた茎もやはりアブラナ科ならではの様相です。


うーん、
花と茎の部分を茹でてですね、
からし和えとかわさび醤油和えとかにしたらさぞかし晩酌のお供にいいのでは。
そうならないのは……たぶん固いとか苦いとかそんなあたりなのかなあと。



今の時期の畑はちょうど耕作が入れ替わる時期なので、
白菜を育てていた畑ではこのような光景を散見します。
畑の隅のほうに、収穫されずに残っていた仔。
市に出すにはできが向かなかった仔なのか、
それとも来期の収穫に向けて種を穫るために残されていた仔なのか、
もしくは両方なのか。
詳しいことはよくわからないのだけれど。


写真の背景には穫ったあとの白菜の葉とか雑草も写っていますが、
このあといずれこの場には耕耘機が入って大地ごと撹拌され、
土に帰って肥料となります。


これからこのような収穫の終えた畑は
稲作の水田になるのだと思います。


『冬来りなば春遠からじ』
とは申しますが、
いざ春がその足音を響かせると馳せる思いは夏へと届いたりもするものです。



生命の息吹を強く感じられる新緑の時期も近づいてきました。
山々を彩る緑色はもうすぐそこに。



……よし。
今現在はホットファッションでメインストリームの桜をおいしくいただいたら、
次には山の散策へと足を運んでみたいと思います。



……
………あ、
気付きました。


田舎は都会のような喧噪や華やかさはないけれど、
一期一会なその瞬間をファインダーで切り取るのはけっこう容易ではないです。


桜。


今年こそは母校、群馬県立館林高校校門前の桜並木をベストショットで収めたい。


そんな静かな野望を胸にいただきつつ、
のんびりゆっくり過ぎていく春の夜です……。



うん。