石打うどん (群馬県邑楽町)

はたらく胃袋、満たします。
本日はそんなお店のご案内。神沢です。


20100413133454
石打うどんさんです。


群馬県邑楽町は名所、こぶ観音の前にある手打ちのうどん屋さんです。
以前から話には聞いていたのですが、なかなかお伺いの機会に恵まれず、
今回ようやくのお伺いです。


どのあたりがこのお店の特色なのかというと、


20100413133725
これです。うどん定食。
「500円で満足できます」
「働く人の応援団」
なんと魅力に溢れるキャッチコピー。
見逃すわけにはまいりません。



20100413133434
店頭に出されていたメニューの案内。
うどん定食とは日替わりメニューのようすです。
後述します。



20100413133426
きれいで清潔な店内。
誰もいないのは自分がお店を出る時に撮ったゆえ。
入店時(13時過ぎ)はほぼ満席でした。



20100413133444
店内に貼られたうどん定食の内容案内。
しばし眺めていたら
「初めてですか?」
と、女性店員さん。
はい。
教えていただきました。


20100413131913
お店に入ってすぐ、セルフで給仕する棚があります。
そこから自分で取っていくわけですね。


最初に麺の量を伝えます。
300g、400g、500g。
一人前は300gとのことで、300gでお願いしました。
しばし待ち、
「おまちどおさまです」
茹でたての麺をトレイに持った先ほどの女性店員さんに呼ばれました。
(他のお客さんにはテーブルまで給仕してらっしゃいました)
(自分に説明していただくためです)


説明を受けながらお皿を取っていきます。
ここで先ほどの日替わりの話。


おかずは大皿、小皿と二種類あるのですが、
主菜である大皿、これが日替わりで選べるというわけです。
本日の大皿は肉じゃが、モツ煮、カレー、ミックスフライ。
入店が遅かった(13時過ぎ)のでモツ煮は品切れの様子でした。
揚げたてのミックスフライ。おいしそうです。
「カレーは温かいモノをお出ししますよ」
親切です。
小皿は副菜。たくわん二きれ。いわゆる箸休めですね。
自家製のようでこれもまたおいしそう。


ご飯がつきます、白飯。セルフで盛りつけます。
『小どんぶり一杯』とのことなのですが、
いわゆる「お茶碗」ではなく「どんぶり」なので、充分な量。
軽く盛っても、『まんが日本昔話』な盛りにしても一杯は一杯。


生たまご。
『何個でも』
もうすでに充分な量ではないかと思ったのですが、
目の前にあるといただいてしまう小市民魂。


20100413133413
つゆ(つけ汁)は3種類。
温かい肉汁ときのこ汁、冷たい澄まし汁の三つです。
特に何も聞かなかったので肉汁ときのこ汁をいただきました。
刻みネギとおろし生姜(自分で好きなだけおろします)、揚げ玉のサービス。


20100413132155
じゃん。
揃いました。


これで500円です。
しかも麺はおかわり自由です。


「働く人の応援団」
看板に偽り無しです!


それでは、
いただきまーす。


肝心要はお味の話。


おいしいです。
おいしいですよ。


麺は手打ちで家庭的。
典型的な上州の家庭手打ちうどんといってしまえばそこまでになってしまうのかもしれませんが、コシがありつつ柔らかさもある太め。自分にとってはいわゆる育った味。安らげる味。
きのこ汁。
すごく香りがきいています。きのこの香り。よくばって揚げ玉を入れてしまったのですがこれはこのままでも、いやこのままでいただきたかったくらいです。
肉汁。
豚肉がおいしい。麺の合間に肉の食感。主張過ぎず控えすぎずという印象。


つゆ(つけ汁)の味付けはやや濃いめかなあという印象です。
武蔵野うどんに見られるような「うどんと一緒に汁碗としていただく」にはしょっぱいと感じる方もいるかもしれません。自分は好みです。


ミックスフライ。
鮭と白身魚。揚げたてさくさくです。
白いご飯にすごく合います。
たくわん。
自家製なのでしょうか、薄味。
大根本来の食感と味がいきていて、しかも厚切り。
細かいところまで手を抜かない職人さんの気心がうかがい知れます。



ランチメニュー。


献立の組み方にはいろいろあるのかと思うのですが、
提供する方達にとっての特色は、
「大量生産」「大量消費」
石打うどんさんの昼メニューはこれだけです。
単品勝負であるがゆえに提供する品は
「茹でたて」「揚げたて」「作りたて」


コイン一枚と引き替えの昼のひととき。
石打うどんさんのお昼ごはんはとてもうれしい一品なのです。




「働く人の応援団」
群馬県邑楽町は石打うどんさん。
いかがでしょうか、


おすすめです。


うん。