さくら

写真てむつかしいなー。神沢です。


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母校の桜並木。
満開の時期は超え、新緑が芽吹きはじめる頃合いとなりました。
散り際と芽吹きの端境期ですね。


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はなびらひとひらぺたりと。



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チビッコさん達がはなびらを拾い集めていました。かわいいですね。
集めて何にするのでしょうか……とは愚問ですね。
チビッコさん達は拾い集めるのが目的ですから。
とはいえ押し花にして栞とか作ったらこの日の記念にいいのではないでしょうか。塩漬けにして桜茶……は、チビッコさん達にはリアルすぎるか……。そもそも八重桜でやるって聞いたし、桜茶。



けっこう枚数を撮ったのですが、
納得のいく一葉(写真を数える単位は「葉」です)はついにありませんでした。
理由を考えるにおそらくなのですが、
レンズ越しはファインダーで切り取ろうとするその行為自体が無粋なのかもと。
その時その場に赴いて、そこで感じることが大切なんですきっと。


とはいえ移りゆく季節は端境期、
感慨深くなった一葉を。
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花びらと新緑。
この後花びらは散り、新緑が木々を覆うのですが、
今の季節はちょうど混在。


母校の桜並木ということもあり、
自分が感じた印象は「新学期」
新緑が生えるこれからと、
それを祝う花びらです。


新緑は意味するところの「これから」


移ろい行く季節の中、
過ぎた日々に思いを馳せることもあれば、
これから迎える日々もあります。


花が開けば実を結ぶ。
結んだ実はやがて新たな命となり、
芽吹いて育ち、そして伸びゆく。


これからは新緑の季節となります。
何事も成したゆえで開く花となれば、
花咲くまでは精進あるのみと思う最近のことです。



そんな、
「自分ロリ属性ないんですけど、このチビッコさん達をなんとかファインダーの片隅に収めたいなあ」
と、画策してたある春の暖かい日のこと。


暖かかったのは陽気だったのか自分の頭の中身だったのか。


うん。