『ところ変われば、具も変わる』


はい、本日はゆっくりのんびり。そしてリスペクト。神沢です。


えー、
ここ三日間、
お勤め先から連休をいただいておりまして自分、充電期間でした。
先月は12月入りから最近まで、
お勤めの方が立て込んでいましたので省力モードだったこの場なのですが、
やはり癖というのか性質というのか、
アレも書きたいこれも書きたいという気持ちは忙しくなればなるほどに自身にはついて回るものでして。頭の中のネタ帳は殴り書きで膨大になっております。
その殴り書きが読めるうちに思い出せるうちに、少しずつということでよろしくお願いします。




本日はごはん処を一件取材してきまして、
とはいえやってきたことと言ったら、
食べるついでにデジカメで撮ってきただけなのですが、
その繋がりでごはんネタをひとつ。



鍋料理の具って何を入れますか?



ところ変われば、具も変わる −なんてこったい!? - project AMP | ブクログのパブー


声優・松井奈桜子さんが手がけられた記事です。


自分にとっては初恋の方です、松井奈桜子さん。
詳しい方には及ばずなれど自分も声優さんが好きでして、
そのきっかけとなった『サイレントメビウス』の主人公、香津美リキュール役を演じられた方です。
一番最初に好きになった声優さんですので、自分にとっては初恋の相手です。
……こんな初々しい恥ずかしい単語をさらっとしゃべれるようになった時点で自分もおっさんなんだなあと自覚もいたしますが。んなこといったら松井さんもという話であり。
それでもね、やはり、好きなんです。松井奈桜子さん。


まあそんな届きもしない恋文はさておき、


わりと差があるものなんだなあと、
鍋の具。


前述のリンク先の話、松井奈桜子さんの手がけられた記事。
その内容をかいつまんでお話しいたしますと、


すき焼き談義なんですよね。


・すき焼きに入れる肉はなんの肉か?
・すき焼きに入れる野菜は何か?
・すき焼きに入れるシメは何か?
・すき焼きの翌日はその残りをどうやって食べるか?



これが人によってものすごく違うことになってまして。



お肉ひとつにしても、
豚だの牛だの羊だの
(羊:北海道ではマトンがメジャーなのは知古にありましたがすき焼きに入れるアイデアは自分にはなかったです)


野菜はタマネギは邪道で長ネギでなければイケナイだの
(どちらでもいいような気もしますし、両方入れていいんじゃないかと思いますが考えてみるとタマネギが入っているすき焼きを知らない自分に気付きました)


他にも他にも。
きのこは入れるの入れないの、
豆腐はどう?
……え? もやし? (これは自分もちょっと驚きました)





そして第2ラウンドというか、シメについても。
うどんを入れるの餅を入れるの、
翌朝にとっておいて卵とじで丼料理にするの大根入れておくと味が染みていいのだの。



いやあー。
身近なカルチャーショックだなあと。


自分の場合ですか?


うん、
憶えていません。


高校卒業と同時に家を出て自活に入ったので、
料理に関するうろ覚えだったところはほぼ全て自習なんですよ。
ごはんの炊き方だけはなぜか叩き込まれていました。米の研ぎ方、水加減、炊飯器の使い方。米を研ぐ水は手間を惜しまず数度代えること。研いだ後の水は流しに捨てないこと。庭に撒いて肥料にすること……。独り暮らしに入ったら肥料にする庭自体がありませんでしたが。アパート暮らしでは、ね。


ともかくすき焼き。
肉は……牛肉と豚肉の両方だった気がします。
野菜は……春菊。春菊の食べ方はすき焼き以外知りません。あと白菜と……えのき?
豆腐に糸こん……。
ああ、すき焼きを取る器に生卵を落として溶いたヤツ。
あれを入れる人もいればいない人もいるとかなんとか……。
うちではシメに何か入れるということはなかったなあ……すき焼きがおかずでごはん食べるから……
などと。


鍋っておもしろいなあと思います。
すき焼きに限らず。


ひとつの料理をみんなで分け合って食べるという構図は好きなのですが、
そのわけある料理に対しての考え方も人によって違うものです。
拙宅はごはん会などよく催すもので、
自分が作った鍋料理にご意見などもいただきました。
「神沢さんの鍋は油揚げが入ってるんだ……」
拒絶否定論ではなく肯定受け容れ論として。
いや自分もその時なぜ材料に油揚げを取り入れたのか理由はわかりません。
根拠論拠無く無意識に買い出し時に買い物かごに油揚げを入れていただけで。
「おいしいね。うちの鍋には油揚げ入っていないんだ」と喜んでくれたので胸をなで下ろしましたが。



一見簡単な料理ひとつとってみても、


『ところ変われば、具も変わる』


なるほどですねえ。
今日のこの場の題名。
松井奈桜子さんの記事から拝借しました。


振り返るに懐かしい青い春でございます。




……
………。


 
今でも大好きですって!
松井奈桜子さん。
本当に!



あーあ、
……なんて締まらない締め方なんですか本日。
でもホントに好きでなきゃこんな文章書かないですよ。



うん。