キワーノの育て方 2011 その1

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今年もキワーノ始めました。よろしくお願いします。神沢です。



昨年はですね、
自分自身が家庭菜園一年生ということもあって、
徒手空拳覚悟で育てたのですが、
やはり上手にはできなくて。
二つ植えたのですが、一つは途中で枯れてしまい、
もう一つも実を一つだけ結んで枯れてしまいました。


今年は昨年から学んだ反省点を活かしつつ、再挑戦です!


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育てる場所は昨年と同じところを。
日当たりもいいですし、雨が降ればそのまま『水くれ』(群馬弁:水やりのことです)に繋がります。
昨年使用したネットを納屋から出してきまして吊りました。



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昨年の反省点を活かしまして、今年は地植えします。
キワーノはつる性植物でして、育て方には水分補給が肝心かなめ。
鉢植えでは水分に限りがあるのですね。
それと熱に弱いのです。鉢植え。
昨年は記録的な猛暑でしたから鉢の中の水分が失われやすかったことと、
キワーノ自体が熱に当てられてしまっていました。
枯れてしまった理由は他にもあるのかも知れませんが、
まずはできること。
鉢植えから地植えへの進化。



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道具を出してきまして。
さて、始めましょう。


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まずは植えるための場所を掘ります。
庭の土は踏み固められてしまっているので、このままでは根が張りづらいのです。
それと、拙宅の庭、
今は埋もれてしまっているのですが、砂利が敷かれていました。
ですので、根が張るのに障害となりかねない砂利も取り除きます。


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掘り返した土をふるいにかけて。
砂利や石、ゴミ、大きな枝や根。その他もろもろ不要な物を取り除きます。


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掘り起こした後、ふるいにかけてふわふわになった土。


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砂利はそのまま庭に敷くことに。


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掘り起こしてふるいにかけ、軟らかくなった土を元に戻します。
施肥として苦土石灰を少々。
苦土石灰は作物の根が張るための重要な施肥となります。
作物の根はアルカリ性の土壌でよく伸びるのですね。
普段の土壌は雨でアルカリ分が流れてしまい、酸性になりがちです。
根が張りやすい土壌作りを。



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砂利やその他もろもろを取り除いたため、窪地になってしまった分は裏庭の菜園予定地から持ってくることに。
半月前に元肥(もとごえ:一番最初に行う土壌作り)を済ませているので、
見た目はちょっと荒れてますが土壌としてはできあがっています。


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同じくふるいにかけて、敷き直し。
できあがりです。


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苗を植えていきまーす。
昨年は2株でしたが、今年は3株。
株間は50センチほど。


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地味で時間の掛かる土壌作りと比べると、
この苗の植え付けは楽しいひとときです。



最後に水やりをしまして、できあがりです。


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おおきくなあれ、おおきくなあれ。
元気に育てよー。


たのしみです。



うん。