二つの名前


ふと思った日のこと。神沢です。


その晩は宴席でネット経由の繋がりな方々でした。
この場にご来場いただいていたり、
mixiでの繋がりをいただいていたりした方々との席でして。
言うところの……オフ会というものなのでしょうか。


かねてから面識のあった方もいれば、
今回が初めてな方もいたりで。
幹事さんの計らいにより、
それでは自己紹介から、という流れになったのですが、
「それでは神沢さんこと……」
本名でご紹介いただきまして。


ううむ。
それはどうなのかなあ、と。


いえ、
紹介のされ方に不満があったというわけではないのです。


基本としてネット繋がりなモノですから、
今回その席では本名でもまったくかまわなかったのですが、
今後といいますか、
その後の普段といいますか、
ネット上では自分は本名ではないわけです。


(この場では神沢、mixi上ではかんざわです)
(漢字とひらがなの違いは……あるのですが、はたから見てあまり大した意味は含んでいないのです)



自分の持つ持論から結論を申し上げますと、
「呼びやすい方で呼んでいただきたいのです」
ということです。


ココこの場で毎日文章やってまして、
かつてからの地元の身内仲間うちも、
ネットでご縁をいただいた方も、
ココこの場の文章を読まれているわけで。
この時その時は『神沢正道』で名乗ってるわけですよね、自分。


お読みいただく方々からしてみれば、
自分は本名ではなく、『神沢』として名乗っているわけですから、
自然、本名よりは『神沢』としてご縁をいただいていることが多いわけです。


あ、
『どちらが本当の自分』というような話題にはなりません。
本名でも神沢でも自分は自分です。
どちらで呼ばれても自分は自分です。


そうなると、
日頃この場で『神沢』と名乗っている自分ですから、
「本名よりは『神沢』の方が、通りがいいのでは?」
などとも思うのです。


自分を呼ぶ時って、
どちらが楽なんでしょうね。


どちらにせよ、
どちらも自分なのでまったく違和感はありません。
どちらにして欲しいと思う気持ちもないのです。


楽な方で呼んでください。



ただそれだけです。



そんなことを思った日のことです。



うん。