今年も残り一週間です。
はい、イベント大好き神沢です。
いやー、クリスマスですね! (なにこの昨日の出だしとの格差)
そんなわけでひさびさにあつらえてみました、カクテル。
最近調達したリキュール類のテイスティングも兼ねて。
自分が興味を持つきっかけになったカクテルですね。
いつもの冷酒用グラスを用いているのでちょっと物足りない姿になっていますが、
本来は上の部分がもうちょっと黄色みを帯びます。
レシピな構図、その一葉。
基本はライチリキュールをグレープフルーツジュースで割ったものなのですが、
見た目の鮮やかさで惹かせる……ため? ブルーキュラソーを用います。
自分がこの品を見たのは大阪在住時代の居酒屋さん。
お勤め先の飲み会で見かけたメニュー表の写真です。
グレープフルーツの黄色とお酒の青のグラデーションがとてもきれいに映えていたのです。
実際にいただいてみたら……おいしい! 柑橘の酸味の中にライチの甘みと芳香が広がって、これはすごいなと。
当時は焼酎ベースの『○○サワー』みたいな品ばかりしかいただいたことがなかったものですから、それに「カクテルなんて甘いお酒は女子の方がいただくものです」という観念があったりもして。
これ……自分でこしらえてみたいな……。
それがきっかけでした。
当時から自室にお客さんを招いてご飯会などをしていましたから、
こういった品を作れるようになればきっと喜ばれるだろうなあと。
手前勝手に展開な大戦略です。
……
………
一つだけ作っても、面白みが今ひとつ。
というわけで、ぱっとの思いつきを。
ラズベリー(木イチゴ)と紅茶で。
解説付き写真付きで見てみると「ふーん」で済んでしまう第一印象ですが、
できあがり姿のグラスのみでお出しして、
「紅茶がベースですよ。さてなんのお酒でしょう?」
なんてクイズと共にお出しするとおもしろがられたり喜ばれたりします。
見てわかるとおり小さなグラスですから、
考えながらひとくち、
味わいながらひとくち、
答えを知ってまたひとくち。
そして終わる量です。
料理を楽しみながら会話を楽しみながら。
そしてお酒も楽しめる。
そんなあつらえ方がカクテルをお出しする楽しさの一つではないかなと自分は思うのです。
桃とオレンジジュース。というか、
ファジー・ネーブル−Wikipedia
ですね。
桃(ペシェ)の方がお酒なのですが、お互いにノンアルコールでも楽しめる味です。
そうあつらえればチビッコさんにはうれしい一品になるのではないでしょうか。
あつらえ方の基本は
お酒1
割材2
これが自分には例外無き原則です。
遊び半分でお酒の量を増やしてしまったりするととたんに味のバランスが崩れてしまうので要注意なのです。
『酒は百薬の長』との言葉もありますが、
『過ぎたるは及ばざるがごとし』との言葉もまたあります。
忘年会に新年会、
お酒をいただくイベントがさまざまに目白押しな時節ではありますが、
どうぞみなさま、
楽しい席に楽しい会話。
お酒はその場の名脇役です。
主役の御自身が脇役に座を取られないように適量をもってお楽しみくださいませ。
うん。