とかいはきれい、いなかはおいしい。
朝晩の冷え込みが辛い季節となりました。神沢です。
しかしながら、
寒くなればなったで楽しみもあるものです。
白菜、ですね。
冬の季節を代表する葉菜としてお鍋には定番の野菜です。
以前この場にてご案内させていただいたこともあって、
その時の写真。
このような育ち方をして、
並ぶとこのような様相。
本格的な冬を前に、
それぞれの玉をひもで結び、凍結を防ぎます。
そして、
実りました。
実際に店頭に並ぶときには外側の葉を何枚か取り除き、
青く白くつるりとしたかたちで並びます。
その姿はよく知られているのでご存知かと。
あの砲弾型に丸くなっているかたちはひもで結んでいるからなんですね。
なにもしないと薔薇の花びらみたいなかたちに……なるんじゃないでしょうか。
……見たことはないのですけれども。
(収穫出来ない、売り物にならない。ゆえにそのような育て方はしないのです)
さて、
本日なにゆえこのような話題なのかというと、
おすすめだからです、
これからの白菜。
白菜の旬というのは『霜が降りてから』がその迎えどきです。
『霜が降りる』
都心部の方だと慣れない表現なのかも知れませんが、
具体的にわかりやすく言うと霜柱が下りる程の気温を経ることです。
冬は夜の気温が氷点下となり、大地を凍てつかせる冬の季節。
庭先のバケツや道路の水たまり、車両のウインドウには氷の幕が張ります。
これからの白菜は引き締まったその実にぐっと甘みが増してくるのです。
おいしいのですよ、これからの白菜。
どのくらいおいしいのかというと、
生で食べてその甘みに驚くくらいです。
自分は仲間内とのご飯会で鍋をあつらえる機会に恵まれているのですが、
鍋の定番野菜の白菜、
さくっと割り入れた包丁にしぶきがあがりそうなほどの水気をたたえています。
昨シーズンは鍋なご飯会、
調理中は仕立て中、つまみ食いにちょっといただいたのですが、
……あまい。
あまいのです。
仕込んだ土鍋をみんなが待つ会場に運びながら、
「白菜、すごいいいできだよー。甘みがあっておいしい」
「……食った?」
「うん。生で全然いける」
……おなかぺこきゅーなみんなが待ってるのになにあなたはつまみ食いしてるんですかと。ごめんなさい。
なにはともあれ、
煮てよし、炒めてよし、ときには生でもよし。
これからの白菜はなかなかの万能役者さんなのです。
いかがでしょうか、
霜が降りた後の白菜。
おすすめです。
うん。
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……ん、
あれ?
今日はCLANNADの感想とかバルドについての熱いトークとかを予定していた……のですけど。
うん。