残業の日


今日は……いつものように遅い帰宅だったのですが、また明日も早いので本日はお勤め先であった、ちょっとしたことなどを。神沢です。


貨物系職業運転手な自分、お勤め先は詰め所にて夜、運転手同士で世間話などしていたのです。
近場のおいしいラーメン屋さん談義からいつの間にか話題は家具の話へと。


不肖・神沢、元・家具屋店員でございます。


「OOのXXはどうなの?」
と、いうようなお伺いを何種類かいただいたので、
お店それぞれのお話や品についてのお話などを。


まあ、ベッドについてのお話だったのですけれどもね。
IKEAさんですとか、無印良品さんですとか、自分がいたところですとか。
お店に限らずメーカーさんのお話とか。
久しぶりで懐かしい分野のお話だったのでつい嬉しくなってぽつぽつとお話を。


それなりに喜んでいただけたようでして。
そうですよね。
『元』の一字が付くとはいえ、プロの話ではあったわけですから。
これがお店の売り場で店員から聞くのでは、いわゆる『売ることを前提とした営業トーク』なのですが、『元』の一字が付いております、自分。
売る気もありませんし、第一売るものもありません。そして売る必要もありません。
ぽつぽつとお話を。
訊く方も気楽でございましょう。買わなくていいのですから。


「相手をみて話す」ということでは、
お話しさせていただく自分にも楽しい機会でした。


情報のロジスティクス
『必要な時に』『必要なモノを』『必要な場所へ』『必要なだけ』運ぶ技術。それが本来の『ロジスティスク』
ロジスティクスで取り扱うモノは物品だけに限りません。情報だって対象たり得ます。


「『テンピュール』ってどうなんですか?」
きたこれ。てんぴゅーる。
ああ、それは……。売らない営業トーク


久しぶりでした。
語るに熱くなってしまわないように、淡々とお話しさせていただいたのです。
コミュニケーションはキャッチボールみたいなものですから、
取りやすいように球を投げる。
投げ返しやすいように球を投げる。
重要なことです。


帰路の車中で独り、くすりと笑ってしまいました。


お話しさせていただいた内容がちゃんと受け取ってもらえたことが嬉しかったこともあるのですが、
やはりですね、
『元』の一字が付くとはいえ、
過ぎた時の話ではあれ、
自分は家具屋店員でございました。


離れて何年も経つというのに、
現役時代同様にお話をさせていただけたこと。


家具が好きなんだなあ、自分。



うん。