年に3度のおたのしみ


本日の群馬県は夕立がおとなしめで逆に物足りない感。神沢です。




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楽園 Le Paradis[ル パラディ](6) 白泉社


あいかわらず自分にとっては垂涎モノの執筆陣でございます。
年3回発行も今回で6号目ということで、2年ですか。
この品のいいところは作品の主題が「恋愛」というコトだけなところでして。
具体的な内容や方向性については作家さんそれぞれの個性の魅せ合いなのですね。




………いま自宅の前を車が一台、すごい音を立てて通り過ぎていきました。
おーい、たぶんですけどファンベルトゆるんでますよー。
早めに診てもらってくださいねー。


もどりまして、


今回から参加の作家さんがまた自分好みな方なのです。
既存のレギュラー陣も自分好みな方ばかりですしね。


発刊も6号目ということで、
いくらかの作家さんの作品については単行本化もされています。


ちょっと欲しいかなあ、という気持ちもあるのですが、
いかんせん創刊号からバックナンバーが全部自室にありますので、
調達しても書棚の『かさ』が増えていくばかりですし、
どうしたものかなあ、と。


とはいえ、
作家さんの収入には単行本の印税という存在の割合が大きいところもあるのです。
聞いた話なのですけれども、雑誌掲載の原稿料って生活費程度にしかならないんだそうです。
次の作品を生み出すための準備にあてがうお金は雑誌掲載の原稿料ではどうにもならず、単行本が出て、それが売れて、その印税が出て、そこで初めて手に入るのだとか。
うーん、
好きな作家さんには描き続けていただきたいですよね。
この場合でよく聞く『お布施』という言い方はあまり好きではないので、
自分が敬愛する蝉丸Pこと仁鐵住職の言葉を借りるに、
『買い支え』でしょうか。


好きな作家さんに今後も描いて欲しかったら、
「まずは単行本を買え」と。
御坊はネット放送でよくおっしゃっていますが。
「買い支えっていうのは、大事よ?」
ですよねえ、とは思います。


作家さんに入る単行本印税って、売価の一割にも満たないのですが、
それでもファンからしてみれば
『買う』コトによって『評価』になり、
『買う』コトによって『支える』コトになるんですよね。


最近流行りの、
あの、旧ソ連の突撃銃に似た名前のアイドルグループ、は、
あからさまに商法としてそれを全面押し出しなので好かない部分もあるのですが。
まあ、あのアイドルグループが好きな方はそのことをご理解なさった上で何枚も同じCDを調達なさっているのでしょうから細かいことは申し上げません。
好きなら好きでいいじゃないですか。
それもひとつの支え方です。



自分の場合は。
うーん……。


この場にお越しいただいた方に自分が好んだ品の紹介はしますが、
「この品いいですよ」という申し上げ方はしますが、
しかしながら、


『買えよ』
『金出せよ』


それはモノの言い方としては、
ちょっと違うんでないかい?
そう思うのです。


自分がこの場、書籍紹介でやるのはですね、
ただの書籍紹介なだけです。
自分が気に入った品の紹介をするだけ。
ただそれだけです。


好きも嫌いも人それぞれです。


ただやはり、
自分が好きな品をおすすめしたい気持ちはありますし、
もし自分が好きな品を今回このご縁で知っていただいて、
そして気に入ってもらえたら、
それはうれしいのです。
書籍に限らず、家庭菜園ネタでも仏教トークでも。



ココはえろげー系テキストサイトですので、
この場にお越しになる方は18禁PCゲームに理解と、もしくは興味があり、
その上で分別付いた対応が出来る方を前提としています。




楽園 Le Paradis[ル パラディ]



正直あんまりえろくはないです。
えろも時折ありますが、それでも正直えろくはないです。
『恋愛』がテーマの、いわゆるコミック雑誌ですのでね。



人が人を好きになるのって、なんでなんだろうね。
人が人を好きになるのって、どうしてなんだろうね。


ものすごく単純で簡単なこの疑問。
しかしながら古今東西、誰もが挑んで、解けたり解けなかったりする疑問だったりします。



普段の忙しいアタマをちょっと休めて、
ぱらぱらっとページをめくってみたりすると、
何か新しい発見があったりするかも知れません。
そんなこんなで、



楽園 Le Paradis[ル パラディ]



おすすめです。
うん。