読んでそして書くことを学ぶ


本日は昼下がりにお勤めが終わりまして、帰宅してずっとPCのモニターにかじりついてました。神沢です。



ひさびさたかひろさんの25番へお伺いしていまして、今日はFAQコーナーをじっくりと。自分の中の銃器への知識欲をひさびさ充電。……しかし、奥が深い。深いのです。


自分のような第二次世界大戦当時の軍用銃に興味のある人間にはものすごくありがたいサイトさんです、25番さん。ていねいで詳しい解説をしていただけます。


ネタもネタながら、たかひろさんの文章が好きなのですね、自分。
こんなコトをおっしゃっています。





説明するのは難しいです。本などの見出しで良く見かける台詞に「初心者にも優しく、分かり易い解説」などとありますが、初心者に分かり易く説明するのこそ、最も高等な知識と伝える技術が必要ですよね。
自分が初心者だから、同じ初心者相手なら上手に説明できるのでは? とんでもない! 上級者が初心者に説明するのも難しい。知識があるのと伝えるのが上手なのとは全く別ですね。私も自分の知識の未熟さ以上に、その点は最近痛感しております。


今になって、学校の先生や各種のインストラクターなどが、どんなに大変な職業なのかを垣間見た気がしますよ・・・何事に於いても同じですが、見るとやるとじゃあ大違いです!




そうですよねえ、と、しみじみ感じます。
自分がまず理解できていないと、そのことについてのお話はむつかしいんですよね。


もしやろうとすれば、
それっぽく装うことはできます。
専門用語と数字を羅列して断定調で文章を連ねれば、
それなりのカリスマ性が文章には生まれます。


しかしモノゴト物書き専門知識、
上には上がいるモノでして。
どれだけ学んで知ったつもりでいても、
そこには必ず『上には上』の方がいます。


自分が咀嚼して飲み込んで吸収して血肉にした内容でなければ、
読む方が読めば、
いかに文章で飾ろうとも、
その内容が『すっからかん』なのはすぐに見抜けてしまうわけでして。



しかしながら知識と技術は両刃の剣。
突き詰めようとすればその道は奥深く、
それだけに進もうとすれば他の何かを代償としなければならないこともあります。
趣味の世界ならばなおさらなコトで。
好きが高じて自身の日常に支障をきたしたのでは笑い話にもなりません。





要はバランスですね。




本日はオタクとしての自戒を感じつつ、ひとつ結論。


20110906224619
拙宅にあるこの銃のこと、皆さんなんて呼びますか?
自分の身内仲間うちは『ガバ』と呼んでいます。
コルト・ガバメント』略して『ガバ』



たかひろさんの回答 (コピペです)



ハンドガンに関するFAQ22


M1911A1を「ガバメント」と称するのは誤りか? 単なる愛称なのか?


答え

  
米軍正式のM1911及びA1でしたら愛称と言えるでしょうね。名称はUSピストルM1911(A1)です。
ですが、コルトの民間モデルなら名称で通用します。何たって刻印に打ってありますからね。ですから、単に「ガバメント・ピストル」と言えば軍用M1911の愛称ですし、「コルト・ガバメントモデル」と言えば、コルト製のM1911系の名称と言えます。かつて「米国の銃砲店で『ガバメント』などと言えば『官給品は置いていない』と言われる」・・・云々の解説があったようですが、少なくとも私が行くガンショップでは「ガバメント」だけでも通じますよ。まあ、前述のとおり「ガバメント・モデル」=コルト製なのですけどね。
「官給品は無い」などと無愛想な事を言うのは、言わんとする意味を知っていて意地悪されたのでは?
ところで、現在は様々なメーカーがM1911系の銃を造っていますが、これは「ガバメント」?私は違うと思います。米軍とは関係無いしコルトでもありません。個人的にM1911のクローン系の銃を総じて「1911系」とか「ナインティーン・イレブン系」などと称しています。




たかひろさん程の方がそうおっしゃるのであればそうなんだろう、とは自分はそう結論づけます。
それ以前に自分の身内仲間うちは銃器談義の最中で『ガバ』といえば、ほぼ間違いなくこの品ですしね。



どんな世界でもそうですが、
上には上がいます。
当然、
たかひろさんより上の方も。



難しい言葉の運用に困るくらいなら、
かんたんでわかりやすい、
優しい言葉でお話しさせていただいた方が、
自分の性には合っているのかなあ。




そんなことを思う最近のことです。



うん。






【時限追記】
最近趣味をひとつ増やしまして。その関連で『ボア・プレッシャー』(←銃器用語です)この言葉をどうやって解説したらいいモノなのかなと。そんなことを思いつつネット徘徊していたら本日はこんな具合です。